Archive for 02 December 2006
02 December
We Are the Champions !!
■Jリーグ 第34節
浦和レッズ 3-2 ガンバ大阪(埼玉)
優勝の可能性を持ったもの同士のラストバトル。5元中継を行った去年とは違い、チャンピオンはここ埼スタからのみ。ただ、我々は3点差で負けなければ優勝という圧倒的優位な状況で、且つ、舞台は我々のホーム。最後の最後に負けるわけにはいきません。気持ちは一つ。勝って共に頂点へ!
スタジアム全体からの「We are REDS」コールの中、試合はキックオフへ。
緊張感が見て取れるレッズの選手達。ガチガチの状態の中、いきなりシトンが先制ゴールか?!と思ったヘッドも、相手キーパーに阻まれゴールはならず。
落ち着かないまま試合は進み、そして20分過ぎ。播戸にサイドを破られ、そこから折り返されたセンタリングにマグノアウベスが。ヒールで流されたボールはゴールへころころと・・
頭の中に過ぎるまさかのシナリオ。
それからボールを持っては奪われ、クリアしては拾われるという止まらない悪循環。誰もがネガティブなイメージを持ちつつあるような展開でしたが、先制点から6分後、スローインからシトンが縦パス。それにロビーが抜け出し、さらにシジクレイを交わしてシュートを放つとゴール左隅へ流れ込み同点。
最悪のシナリオを吹き飛ばした非常に大きなゴールでした。
そこから徐々に落ち着きを取り戻してくると、ウッチーもシュートまでいけるような展開に。
先制点を奪われてたことを考えたら、このまま前半を折り返し(で、後半勝負)でも全然OKな状況でしたが、終了間際、啓太のスルーパスに反応したロビーがゴール前にボールを入れると、シトンがマークについていたシジクレイの前に出て、豪快にボールを蹴りこんで逆転!!
栄冠をぐっと手繰り寄せる価値あるゴール。
そして前半終了。
頂点まであと残り45分。
後半もガチンコな展開は続き、しばらくして遠藤を入れて勝負を仕掛けてくるガンバ。
その後、シジクレイが足を痛めて自らピッチの外へ。
(チャンス!いまのうちだ!)
相手が少ない中、コーナーを得ると、それをアレがショートコーナーからセンタリング、ファーの闘莉王へ。闘莉王が頭で折り返すと、ゴール前でフリーで待っていたシトンが余裕のヘッド。レッズの誇るツインタワーが炸裂しました。優勝を決定付けたゴールでした。
これでガンバが5点取らなくてはいけなくなったわけで、この時オーロラビジョンには、
「終わった・・・」
と言わんばかりの表情の西野監督の顔が長く映し出されていました。
我々からすれば、あとは確実に勝つ。そして可能であればシトンに単独得点王を。というところに視点は変わってきました。
この後から始まった『アレフォルツァREDS』中に、
「いよいよか・・」
と、今シーズンの長い戦いのことはもちろん、今までのことを思ったら、さすがにグっとこみ上げてくるものがありました。
(後から思えば個人的にココが一番の泣きどころでした)
後半30分というところで、アレと(半袖の)達也が交代。
達也はそのままアレのポジションへ?!
その後相手CKから1点返され3-2。
勝って終わりたい。
勝って終わるためにもう一分張り!の『アイーダ』。
大「We are REDS」コールの中、
岡野と平川、ロビー坪井が交代へ。
結果的に両翼交代といういつもの采配になりました。
岡野をここで使ったというのもギドらしさが非常に出ていたと思います。
最後の『PRIDE OF URAWA』。
シトンも岡野も必死の守り。
そしてロスタイムは2分。意外と短かったロスタイムはすぐに過ぎていき、そしてついに栄光の瞬間が!!
試合前は、優勝のホイッスルが鳴った瞬間を想像してみたりしてじわっときてましたが、実際ホイッスルを聞いてみて、意外にも涙は出ませんでした。
でも、今までこのためにずっと応援したきたのですからね。そして本当にいろいろなことがありましたから・・
嬉しいのはそうなんですが、これは決して言葉では表現できないものですね。
まあこれからいろいろなところで実感してくるでしょう。とりあえず来年もゼロックスですよ!A3なんてのもあります。
それにしてもやっぱり優勝をアウェイじゃなくホームで決められて本当に良かったなと思いました。しかも今回は逆転勝利ですからね。こんなドラマチックな展開を用意してくれたマグノアウベスに感謝しなければ(笑)
丁度いい具合に、福岡が入れ替え戦にまわった為、天皇杯も2週間後に先延ばしになりました。しばらくはこの優勝の余韻に浸っていられますね。私もしばらくはリーグチャンピオンというものに酔いしれていようと思います(笑)
浦和レッズに関係する全てのみなさん、本当におめでとう!
では、この歴史に刻まれた2006.12.2の日を以下に。
朝7時半過ぎ、美園駅到着。
いつもより10倍は赤い埼スタロード。
左手には無数の『ACT』ポスター。
誰もが目に止めた歩道橋に貼られたダンマク。
決戦の舞台埼スタ。
メイン側にはいつものあれも出されていました。
しばらくして、当日抽選が始まり、あっという間にレッズサポで埋まる北側広場。
今回、自分らは前抽だった為、当抽には参加せず。いつもと違うことはしたくなかったのですが、2年前のCSでの教訓をいかし、席取りごときで無駄な労力を使いたくない&試合に集中したいという意見で仲間と一致し、不本意ながら前抽引きました。
というわけで、10時になって前抽の点呼開始。
そして11時、とてつもなく殺伐とした感じの開門。
ついに中へと入りました。
緊張感が充満しまくりのピッチ。
我々はいつものポジションへ。
周りはすぐ、棒やマフラーが乱れ飛び、物凄い勢いで席が確保されていくという状態・・。
昼食休憩後、スタンドに戻ると全ての階段に人が溢れているという状態。まさにチャンピオンシップの時と同じ光景がまた・・。いや、あの時以上か?!
キックオフ1時間前。我々もリーダーが合流し、いよいよ臨戦態勢。
しばらくして選手達登場!
そして運命のキックオフへ。
今回もビジュアルについては何なのかは知らなくて、バックスタンドをちらっと見たときに、黄色が見えて「何で黄色?」と思ったのですが、選手達が入ってきた時に巨大なエンブレムが浮かび上がり、さすがにこれにはこっちが感動しまくりでした。
デカ旗でなく、人文字で作ったというのがいいですよね。
激闘の末、試合を制し、ついに頂点へ!!
監督インタビューに、ヒーローインタビュー。
そして、表彰式、胴上げ。
その後優勝&最終戦恒例の場内一周。
選手とサポと記念撮影。
選手達がメインに戻ってもう一度記念撮影。
その後に、シトンやアレ、ギシらが戻ってきて、スタンドに乱入して大騒ぎw
それからは、お約束の?懐かしのコールがいつまでも続きました。
今居ない選手達のコールで私が確認できたのは、
トミー、エメ、トゥット、アリソン、井原、アジエル、大柴、ザップ(山瀬?)、土橋、福田、福永、チキ、広瀬、伸康、田口、ツッチー、田北、ウーベ、水内、堀、望月、名取など・・、あと他にも誰かのをやった気がしますが、覚えてない&知りません。
森カンペオンなんてのもありましたね。懐かしいw(原カンペオンはなかったケドw)
ようやく終わったのが17時過ぎ。
そして優勝を決めた埼スタのスタンドでどうしても飲みたかった『浦和の涙』を。仲間と共に、いち早く乾杯(笑)
今回は天皇杯の時の反省をいかして、小さいやつで。
スタジアムの外に出てたのが17時半頃。
去年の最終戦みたいに、選手達が全員出てくるかな?と思って、しばらく残っていたのですが、全然でてこない&浦和駅前に繰り出そうということで、ここで埼スタを後に。
タクろうと思ったのですが、美園で拾えるはずもなく、とりあえず東川口まで移動しようと言うことで駅中へ。
入場規制でごった返している美園駅。
よく見ると早くもお祝いの横断幕などが。
東川口に着いて、すぐにタクシーを拾い、浦和駅前に。
いくつか号外をゲットし、力方面へ。
知っている人も知らない人とも、行き交う浦和人たちとハイタッチ、握手、抱擁の連続w
当然、力は盛り上がっております。
ボルテは閉まっていました。
祝杯をということでいろいろお見せをまわったのですが、どこも満席。
とりあえず空いていたロンドンパブにて乾杯。
しばらくしてお店を出てI氏のチームと合流し、再び練り歩き、もう一度乾杯ということで行ったお店が先ほどのパブ。マスターに「ただいま!」と挨拶w
やがて、イギリス人レッズサポの人が乱入。みんなは「ワシントン」と呼んでいましたがw
気がつけば23時で、とりあえずウチラのチームは撤収。
再び駅前へ。
ホームの上でもお祭り騒ぎw
挙句の果てには車内でも歌って盛り上がっている!w
南浦和では、ホームと車内の双方から「We are REDS!!」という物凄い状態にw さすがに南浦和でどっと降りたのでここからは静かになりましたが・・。
そしてようやく帰宅となりました。
さて、しばらくは休んで、その後の当面の目標は天皇杯となります。
リーグチャンピオンの称号をひっさげて、目指すは連覇!
天皇杯も気合入れていきますよ!!
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masanori |
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