Archive for 03 October 2007
03 October
宣戦布告
■ACL ノックアウトステージ 準決勝 第1戦
城南一和天馬 2-2 浦和レッズ(炭川総合運動場)
地獄の7連戦もあと2つ。
新潟戦を勝利で終えて、再び韓国へ。ACL、城南戦。ここを乗りきれば後はホーム駒場なので、一番の踏ん張りどころ。
相手は前年のリーグ覇者、且つ、今年も首位のチーム。我々と同じ状況の相手。韓国で現在一番強い相手であることは間違いないでしょう。A3でのこともあるし、簡単にはいかないでしょうけど、目標は勝ち点と得点を奪って帰ること。
意外にも少なかったレッズサポ。雨の中のキックオフ前、ガチガチにゴール裏を固め、『威風堂々』で気持ちと結束力をさらに高めて、『ウォーリア』→『アレ浦和』と繋げて試合開始。
落ち着く前の時間帯、様子見で少し浮き足立っていたところカウンターを食らって失点。
まったく迫力のない相手サポでしたが、スタジアム全体を見ればそれなりに黄色く染まっており、一気に城南ムードの雰囲気へ。
先週とは打って変わり、城南贔屓のジャッジの審判。
相手もさすがに首位のチームだけあって、全北のようにガツガツ削りにくるだけじゃなく、技術のともなったサッカー。
それでもレッズは慌てずに自分達のサッカーを徐々に展開。
得点こそならなかったものの、まくれる感覚を掴みつつ前半終了。
試合前のトラブルもあってか、レッズサポに近い側のバックスタンドの韓国人が前半の間レッズサポに向かって引っ切り無しに、
「ウラーワ!○ァッキュー!!」
とずっと叫んでいましたが、もちろん我々は完全無視。
こんな頭の悪い奴らにいちいち反応してたらそれこそ馬鹿ですからね。
前半のうちに一刻も早く黙らせてはやりたかったですけど。
「元気出していこうぜ!」
というコールリーダーの声で気分一転後半開始。
そしていきなりチャンスが。
ロビーのセンタリングからの達也のヘッドが枠を捉えたのを確認し歓喜爆発。
いけるという感じがありつつも点がとれなかったもどかしさから解放されるのと同時に、俺たちでもやれるぞというのが確信に変わり、さらに前半ずっとこちらに向かって叫んでた奴らも含めた周りの黄色い奴らを一瞬にして沈黙させて。
まだ同点だったけど、さすがに喜ばずにはいられませんでしたね。個人的には先週の全北戦の先制ゴールより嬉しかったですが。
でも、
「まだ同点!同点だから!」
と声を掛け合い、気を取り直して。
レッズのカウンターが冴え始め、完全に手ごたえをつかみ、同点から10数分後、ペナルティエリアでシトンが倒されPKへ!
「喜ぶのはまだ早いぞ!」
キッカーはロビー。我々はロビーの集中を乱さぬよう、微かな音も出さないように静寂をキープ。
・・そして、PKが決まって逆点!
これまでずっと城南よりのジャッジが目立っていた主審でしたが、まあこれで帳消しでもいいかなと(笑)
アウェイで2点奪って、しかもリードですよ。早くも決勝がちらつきそうになりましたが(笑)
まあ、やはりそんな甘いものではく、
「強い気持ちで!」
と繰り出された『PRIDE OF URAWA』の中で猛攻を食らって失点。同点。
それでも『PRIDE OF URAWA』は止めず。
最後は引き分けで良しとする空気になり、結局2-2で試合終了。
追いつかれての引き分け、ここは新潟や大分じゃないし、相手も決して弱くはなかったし、アウェイで2ゴールも奪った。
当初の目標は達成したわけだから当然拍手で選手達を迎えて。
でも結果的に振り返るとやっぱり最後の失点は抑えたかったし、あのまま勝ちたかった。
とにかくいずれにせよ勝負は24日ですね。
オジェックが前回
「失点したことで良い緊張感を保つことができる」
と言ったように、今回もまさにそうなのではないでしょうか。
あのまま勝ってたら決勝が決まったかのような空気になってて、第2戦で足元すくわれて結局ベスト4止まりになってたかもしれません。実際、準々決勝の第2戦は非常に引き締まった試合でしたし。
この失点をオジェック的に前向きに捉えて24日、みんなでファイナルを勝ち取りたいですね。
さて、次は連戦最後の試合、J。
連戦の最後がホーム、しかも駒場、しかも相手は大分と、気が抜ける要素が多いので、逆にしっかりとやらないと。とりこぼすことなく、ガンバとの勝ち点差6をしっかりキープしていきましょう。
では、以下、韓国遠征記第2段です。
今回は仲間は誰も不参戦。上海と、そして全北でも同じオフィシャルで一緒だったK氏と共に参戦。
朝7時半、成田空港第一ターミナルへ。
集合場所にて全北戦で試合前のお昼で一緒だったMさんと再会。
「また会いましたね〜」と(笑)
10時過ぎには機上。
早めのお昼、機内食。やっぱり韓国料理。
2時間もかからず仁川空港へ到着。
空港内へ。ここ、今年3度目になりますが、何か?(笑)
すぐさまバスへ。
バス内でチケット配布。
バス内では、先週の試合のビデオ鑑賞。
ソウル市内へ。国旗が目立ちます。
1時間ほどで夕食のレストランへ。
カルビスープ定食?
骨付きカルビの塊がぼてっと入ってるスープに、ライスとキムチセット。
食事を終えて、ユニに着替えて、スタジアムへ。
16時半頃、スタジアム到着。
すかさず並びへ。
ただ、さすがに全北戦のような人数にはならず。
並んですぐにスタジアム突入へ。
スタジアム中へ。
さすがに先週と比べると見劣りするスタジアム。
熊谷に似た感じでしょうか。
ホームアウェイの位置も逆だし。
あまりのガラガラさに、空席はダンマクで敷き詰めていきます。
しばらくすると、機動隊登場で物々しい雰囲気に。
スタジアムにいるのは警官ばかりで警備員がまったくいないので、しょうがないから、背中に「POLICE」と書いてあるその警官を一人捕まえてみた。
「おい!そこのポリ公!!」
とは言ってませんけどw、
日本語でまくし立て、旗を持たせて、相手が混乱している時がチャンスw
席に戻ると、「写真を撮った」「物を投げた」とかで、警官隊を挟んだバックスタンド側の城南サポ?(韓国人)とトラブル勃発。
ものが飛んでくる飛んでくるw
中身の入った缶ビールを投げてきたやつも。
缶が空中で弧を描く途中から着地するまで、うちらからは、
「オォ〜〜〜 オイ〜ッ」
と、まるで、都築のゴールキックのような歓声がw
とにかく集中を徐々に高めている時にちょっかいを出してきたのは相手。悪いのは奴らだから。
暗くなり、徐々に臨戦態勢へ。
そして選手達登場!
相手キーパーが登場してもなんの反応も示さない相手サポ。
全北のほうが全然元気がありましたね。でもチームは首位と。
席詰めを3,4回行って。
試合は、2-2ドロー。
24日、勝って決めよう。
皆さんお気をつけて。
帰り際に
「ガンバッテクダサイ〜」
と声をかけてくる城南サポがいましたが、意味がわかりません。
出口は機動隊の壁が作られてましたが・・・
23時前にはホテルへ。
勝ちたかったけど、勝ち点とアウェイ2点に乾杯。
小腹が減ったため、カップめんを。
買ってから気付きましたが、生タイプの麺で、電子レンジ調理タイプorz
ルームサービスでお湯と金属箸をもらって、長めに待ってなんとか食べれましたが・・
深夜1時、BSで今日の試合をやってたのでチェック。
翌朝、部屋から見たソウル市内の景色。
外に出て、新聞捜しと散歩へ。
ホテルの隣が市庁。ちなみにその前にある広場(公園)が2002年W杯で韓国人20万人が集結して応援したあの場所だとか。
あまりそういう雰囲気はなかったですけど。
当時の様子はコチラ↓のサイトを参考に。
? ? ?
新聞はいくつかありましたが、カラー付きの物も、レッズサポを取り扱った記事もなし。残念。
途中で買った焼き鳥(1000ウォン)。
ホテルに戻ってチェックアウト。
いつものようにフロントに置き土産。
「なんですかこれ?」
すかさず興味を示す日本語が喋れる女の子社員。
「ウラワレッズですね?」
と、男性社員。
「テレビで見ましたよ〜」と。
カメラを向けたら女の子社員には逃げられてしまいましたw
11時にはバスへ。
明洞へ到着。
途中、日本語の喋れるメガネ屋さんの店長?に
「浦和レッズだね?」
と声をかけられ。
「自分は水原のファンで、城南は嫌いだから浦和レッズ応援するよ!」
と言って応援を約束してくれたので、ミニフラッグ贈呈。
しかも、旗をお店に貼ってくれた(笑)
一通りまわって、お昼は焼肉屋。
昼食を終えて空港へ。
2日間に渡って我々を運んでくれたバス運転手さんにもミニフラッグを。
すぐにバスに貼ってくれました。
空港内へ。
最後、今回もお世話になったガイドさんにTシャツを。
最後、飛行機に乗ってありえないことが。
離陸寸前で急ブレーキがかかり、いきなり緊急停止!
「管制から離陸中止の連絡がありました」
とだけで、理由を言わない。
なんか故障してんじゃねーの?!
飛行機は移動し続け、
「ただいま滑走路が混雑しております」
って、道路じゃないんだから・・。
また3、4時間は待たされるのではと覚悟していたのだが、
さらに、しばらくして
「当機は5分後に離陸いたします」
って、
えっ?
飛行機点検しないのかよ!
離陸して10分後ぐらいに飛行機が凄い揺れて、生きた心地がせず・・・
(ちなみにアシアナ航空)
とりあえず、なんとか成田に無事たどりつきました・・・。
というわけで、2007年の海外遠征と海外(アジア)における浦和レッズ普及活動はこれにて終了です。
中東遠征は・・・行ってみたいけど、多分休めないでしょうし。
行く確立はまだ5%ぐらいはあるかもしれませんが、まあ多分行かないでしょう(笑)
行かないかわりに、ホームでその分を。
その前に準決勝ですけどね。
#ところでなんか、川崎が浦和に協力とか言ってるらしいけど、どうなんでしょう?
信用できるのかという問題もありますが、仮に本当に協力しようとしてるのならまあ有難いけど、でもこちらとしたら、はっきり言ってありがた迷惑以外なにものでもないでしょう。
JFAやJリーグならまだしも。川崎ですよ?
浦和レッズは日本代表じゃないんだぜ?
自分達のことぐらい自分達の力で勝ち取りたいよ。
あとで「川崎の協力があったから浦和は優勝できた」とか言われたくないし。
と、個人的には思うところではあるんですが。
00:00:00 |
masanori |
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