Archive for 29 December 2005

29 December

念願の元日決戦へ!トミーと共に・・

絶対天皇杯とろう!
■天皇杯 準決勝
 大宮アルディージャ 2-4 浦和レッズ(国立)


国立で初となった『さいたまダービー』の天皇杯準決勝。
浦和REDSからしたら、ダービーはもとより、相手はどこであろうと関係ない。過去に天皇杯で三度も準決勝で敗れ、さらに今年はナビスコも準決勝で敗退しているのです。どうしても決勝に行きたいし、元日に国立に居るというのは、まさに長年の夢。この準決勝の壁を打ち破り、なんとしても決勝に進むという想いで臨んだこの一戦。

試合は前半にトミーがまたしも先制ゴール。
その後相手の『サンデーゴール』で同点に・・
そのまま前半が終わって、後半の中盤に差しかかったところで、長谷部のゴール。このまま終わらせたいところであったが、終了間際にまさかの同点ゴールが。。
掴みかけたものが、一旦消えて、またしても準決勝の壁は越えられないのか?と嫌な感じがありましたが、延長に入って長谷部が救ってくれました。
延長前半5分ぐらいのところで、長谷部が鋭いドリブルから相手DFを引き付けて、暢久へ。そして暢久の勝ち越しゴール。その後、昨年の磐田戦や今年のナビ清水戦のゴール(両試合とも埼スタ)を思わせるドリブル突破からのゴールで駄目押し。
延長後半はスコアは動かず、ついに念願の元日国立の切符を手に!

本当に素晴らしいです。
2ゴール1アシストの長谷部や決勝ゴールの暢久だけじゃなく、細貝もアレも、途中からの永井も赤星も、とにかく皆が良かった。

そしてなんといってもトミー。
これで、天皇杯は4試合全てゴールを決め、12月の公式戦でも全試合ゴールを挙げたことに。
今回も幾度と無く国立に響いた「マリッチ」コール。

SOCCERZ・12月号ではこんな記事がありました。
マリッチはドリブルのスキルには欠けるものの、天性の得点能力と飽くなき向上心を持っている。ボルフスブルグ(01-02シーズン)でも、すぐにレギュラー組に加わった。4人のDFを抜いて、25メートルの距離からスーパーゴールを叩き出すような派手な選手ではないが、冷静なフィニッシュとPKの正確さに定評がある。ファンは、70年W杯で活躍した伝説のドイツ人ストライカー、ゲルト・ミュラーと比べたほどだ。マリッチもバイエルンミュンヘンのエースだったミュラーと同様、左足は多少劣るものの両足で得点出来、空中戦にも強い。闘志を前面に出したプレースタイルとボディランゲージでチームメイトを鼓舞し、ホームのファンを熱狂させた。気性が激しく、相手チームや審判と衝突して警告を受けることもあったが、労を惜しまぬプレーぶりで本拠地フォルクスワーゲン・アレーナの人気者になった

まさに今のREDSのトミーそのままではなかろうか。。
さらに記事の最後にはこう書かれています。

ブンデスリーガで96試合に出場して32ゴールを挙げたストライカーだ。マリッチには強い意志とポジティブな精神がある。Jリーグでもスターになる可能性は大きい。
ドイツのマスコミは忘れてしまったかもしれないが、ボルフスブルグのファンは決して忘れていない。その証拠に今もフォルクスワーゲン・アレーナにはマリッチのユニフォームを着たファンが数多くいるのである。


ボルフスブルグのファンの気持ちが凄い解る気がします。
もっとたくさんトミーと共に戦いたかったけれど、残念ながらそれができるのはあと1試合のみ。トミーにはぜひ天皇杯チャンピオンになってレッズを離れてほしいですね。


さて、初の元旦国立とはどんなものなんでしょう?
今までテレビで見てるだけでしたからね。。
初めてナビスコ決勝進出を決めた時の感覚とちょっと似ているかもしれません。

でも、決勝進出で満足したわけではありません。ここまで来たからにはカップを獲るしかありません。今年はリーグもナビも不本意なかたちで終わってしまってますし、天皇杯とればACLもあります。そして、トミーのためにも・・

相手は今シーズン負けていない清水になりましたが、逆にそれが相手の高いモチベーションの一つになっているでしょうし、難しい試合になるでしょう。天皇杯の決勝も何度も経験していますし。
でも、今のREDSが力を出し切れば必ず勝てる相手。
絶対に清水に勝って、チャンピオンになりましょう!


【おまけ】
前座試合で相手側の一角を占拠した東京サポ
そして、一足先に優勝したREDSジュニアユースたち
00:00:00 | masanori | | TrackBacks