Archive for 03 September 2005

03 September

因縁の対決

残り12試合。勝ち続けるのみ・・
■Jリーグ 第22節
 鹿島アントラーズ 2-2 浦和レッズ(カシマ)



優勝のために絶対に勝たなければいけない、敵地カシマでの戦い。
ただ単に優勝のためにってだけでなく、開幕戦でホームであのような屈辱的な負け方をして、アルパイも退場を余儀なくされ、ある意味開幕以来この日を待ち望んでいたといってもいいほど意味のある重要な一戦。
また、個人的に最も負けたくない相手なだけに、当然いつも以上の気合でカシマスタジアムに乗り込みました。

前半、最も決められたくないFW鈴木隆行にPKを取られてしまい、それを小笠原に余裕で決められてしまう。
立て続けに、02年ナビスコ決勝での決勝ゴールを思い起こさせる、DFに当たってコースが変わった不運な、アレックス・ミネイロの追加点。
さらに後半、闘莉王が退場処分で戦況はさらに苦しくなり・・

しかし、その後相手の足が止まり始めると、アレを投入しサイド攻撃中心に攻め立て、レッズペースへ。
そして、そのアレの放ったシュートから達也の気持ちで押し込んだヘッドで1点返すと、さらにアレのクロスからロビーが同点弾!ゴール裏は、もうモッシュ状態に・・

残り5分近く。お互い1、2回チャンスがあったが、ものにできず結局ドロー。
絶対に勝ちたかった試合でしたが、0-2から闘莉王の退場もあって本当に苦しくて、あの状態からSR柏原のイエローが乱れ飛ぶ中、選手達は本当に浦和の意地を見せてくれたし、よくやってくれたと思います。

勝ち点1をもぎ取ったというより、鹿島との差を広げずに済んだことで、とりあえず良かったと考えるしかないですね。ガンバが勝ってしまったため、首位が入れ替わり、首位との差は広がってしまったわけですし、状況は良くなってはいないのですが、でも今回の戦いは記憶に残る、今後に繋がる1戦だったと思います。今後苦しい試合はあると思うけど、今回の試合を思い出して残り試合、優勝目指して頑張りましょう。


それにしても酷かった鹿スタの運営。
試合前から戦いは始まっているとしたら、鹿島としてはしてやったりでしょう。試合前(開場前)にあれだけレッズサポにストレスを与えられ、また内紛まで起こさせることができたのですからね。
カシマスタジアムといえば、運営の悪さは恒例ですが、今回も酷かった。

2年前の開幕戦、1階自由席が満席になり、コンコースに何百人のレッズサポが溢れているにも関わらず、2階を開放しようとしないスタッフ。問いただすと「上からの指示待ちなので」とまったく聞く耳持たずで、そのうち選手達のウォーミングUPが始まってしまい、コンコースでは罵声とブーイングの嵐。結局2階が開放されたのは試合開始40分前という、酷い仕打ちを受けました。

そして今回。自由席の並びの整理をしないカシマの警備員はいつものことなのですが、開場数分前にプチ決起集会を行ったために、列は列でなくなり、割り込む者がではじめ、そもそも自分が割り込んでるのかどうなのかもわからなくってしまったような有様。イライラは頂点に達し、レッズサポ同士で言い合いがはじまってしまったり、最悪な状況に。大混乱の中何もできない警備員をよそに、何人かのレッズサポが列整理を仕切ってくれて、その後スムーズに列は動き出し、なんとか収拾がついたという感じ。
私も結構早めに着いていたので、普通に入っていたら席があったろうに、大混乱に巻き込まれ入ったらすでに席はなく、仕方なく階段に。
まあ場所は関係ないっていうけれど、本当に余計な労力を使ってしまい、ストレスもたまってしまいました。
決起集会を行ってしまったためってのもあるかもしれないけれど、警備員が列の仕切りをコーンやロープでもっとしっかりやっていれば、大混乱になるまでにはならなかったでしょう。
こう毎回酷いと、レッズサポにダメージを与えるために、わざとやってる(放置している)としか思えないんですよねぇ。

ちなみに、鹿スタでストレスが溜まる事。↓

・運営スタッフの対応(特に列整理を行わない警備員)
・鹿島アントラーズユースのボールボーイ
・帰りの大渋滞
・少ない売店と具のない豚汁
00:00:00 | masanori | | TrackBacks