Archive for 03 May 2006

03 May

走り負け

悔しいけど、次へ向けて・・
■Jリーグ 第11節
 ジェフ千葉 2-0 浦和レッズ(フクアリ)


『去年の悔しさ忘れてないよな?』
試合前にゴール裏下中央部からこちら側に一瞬向けられた去年のダンマク。

もちろん忘れるわけがない!

去年はいろいろなところで取りこぼしがあったけれど、フクアリでの試合では特に’あってはいけない負け’だったと思います。去年ここでの敗戦が優勝できなかったということに結果的に繋がってしまったし、それに千葉とは去年4戦して勝っていない。別にリベンジとかだけのための試合じゃないけど、自然とその意識が出てしまうのは当然のこと。


結果は・・・


いたるところで「走り負け」という言葉を目にしますが、確かにその通りであったかと。
別に浦和レッズとしてはそんなに今までとは変わってない戦い方だったと思います。ただ、今まで通りでは千葉には勝てなかった。

前半は何度山岸(ウチの)とオフサイドに助けられたことか。同じ1トップの戦術でここまで違うかと。巻の飛び出しから、羽生の追い越す動き、カウンターでは相手がボールを持てば、中央からサイドから1人、2人、3人、4人・・と飛び出してくる。シトン・ロビーと、巻・羽生を比べてもどうもこちらのほうがどこか常に行き詰った感じ。スペースがない。フォローも少ない。いつ失点してもおかしくない展開。
ギドの「前半はついていた」と言うコメント。それこそまさに”妥当な”コメントであったかと。

後半はこちらの押し上げの遅さと、相手の戻りの早さから、ボールを持っても後に戻すケースが多くなったり、ロングボールを多用したり。
永井投入で少し流れが変わった感じでしたが、しばらくして失点・・
現地では「清水戦と同じような失点を・・」という気がしたのですが、ファウルこそ取られなかったものの、前線でロビーが倒されて、そこからボールを自陣ゴール前まで繋がれるというかたちから。

この試合で唯一気に入らなかったのが、負けている状態で相手FWが1人、か、いないにも関わらず、こちらのDFは常に3枚そろえていたところ。
おまえら負けているんだぞ!と。
そしてDF3枚いてもラインを簡単に突破されて追加点を奪われてしまう・・・。
(現地ではオフサイドとしか思えませんでしたが・・)

その後闘莉王がペナルティエリア内で倒されるシーンもノーファウル。
結局相手DFを崩せぬままタイムアップ。

1点も奪えず悔しさは上積みされただけ。
フクアリは新たな『鬼門』になってしまうのでしょうか・・


なかなか難しいけど、気持ち切り替えて次の鹿島戦に。
ここで勝って中断には入るのと、負けて中断に入るのでは全然違う・・・というのは全チームに言えることだと思いますが、埼スタの鹿島戦となると、浦和レッズとしてはことさら重要な意味を持つ試合だと思いますし、個人的にも絶対に負けたくない相手。
なんとしても奴らをぶっ倒しましょう。
00:00:00 | masanori | | TrackBacks