慌てず騒がず勝ち点３

■Jリーグ 第19節
　浦和レッズ 3-1 アルビレックス新潟（埼玉）

前節、難しいカシマでの試合をドローに持ち込んで、そして今回の水曜平日ホーム新潟戦。
思い出すのは1年前の駒場の神戸戦。絶対に負けるはずがなかった最下位神戸にまさかのドロー。あれは非常に痛い取りこぼしでした。
去年と同じ事をしてはならないし、前半戦では新潟にアウェイで負けているわけで、簡単ではないけど絶対に勝たなくてはいけない相手。


そんな気持ちのままにアグレッシブに攻め立てる前半開始直後のレッズ。
これはすぐにでも先制点が決まるなと思っていた矢先に、まさかの展開が・・
平川の治療中のできごとで、プレスやマークがずれていた中でのやりきれない失点。
まあハンデってことで。

もどかしい状況もありましたが、前半の中盤あたりでようやく同点。
闘莉王が相手ペナルティエリア内で鋭い突破をしかけたところ、相手DFからボディアタックを受けてPKゲット。これをシトンが落ち着いてゴール左隅へ。

さらにその10分後、伸二のシュートが相手に当たってシトンの前にこぼれると、シトンが突っ込んでくるキーパーに当たらないよう、うまくボールを浮かせてゴールへ落ち着いて決めて逆転。

後半に入ると相手に押し込まれたり、セットプレーでピンチを招くも、そこは”日本代表の”ギシがしっかりセービング。

20分過ぎにはカシマで腰（背中？）が痛そうだった伸二が暢久と交代。

シトンのヘッドや、最近多いアレの右足シュート、暢久の折り返しから達也のポストをかすめるシュートなど、惜しい場面が続くも追加点ならず。

さらに長谷部→内舘、達也→永井と立て続けに交代。

最近出たらいきなり魅せてくれる永井が、今回もドリブルどスルスルとやってくれます。あと一歩でしたがね・・

試合は危なげなく終わりそうでしたが、最後またしてもペナルティエリアに入り込んでいた闘莉王がゴール前のシトンにパス。ボールを受けたシトンはキーパーとDFをフェイントでかわして、ゴールに蹴りいれてハットトリック達成。

結局シトンのハットで3-1の勝利という試合でした。


シトン、実に素晴らしいです。
これで70％ですからね〜
しかし次節はイエローで出られません。もうちょっと冷静にやってくれるといいんだけどね。。


というわけでホームで最低ノルマの勝ち点３を手にした後は、・・・試練のアウェイ３連戦です。（といっても最後は大宮なのですが）
しかも、長居と大分は去年の苦い思い出の場所。

まずはセレッソ戦ですが、アウェイだろうが苦手な場所だろうが、優勝争いをするチームが最下位から勝ち点を取りこぼすようなことがあってはなりません。
名波効果だかなんだか知らないけど、レッズには効かないでしょう。必ずや勝利を埼玉に持ち帰りましょう。（或いはそのまま大分に行かれる方は勝って大分へ！）