Archive for 30 August 2006
30 August
省エネモード
■Jリーグ 第21節
大分トリニータ 2-1 浦和レッズ(九石ド)
昨シーズンをふり返って思い起こす試合といえば・・
マリッチコールの天皇杯決勝、ブーイングで始まり永井のゴールで勝った日産リーグ横浜戦、決勝行きを阻まれた臨海ナビスコ、味スタでのリーグ初勝利などいろいろありますが、個人的にその次くらいにくるのが、崖にしがみつきながらも最後の最後で蹴り落とされたような大分での試合。
あのやりきれなさと苦しかった90分はきっと忘れることはないでしょうけど、とにかく今の順位は置いておいて、もう一度大分で勝つしかないと。
とはいえ、相手も7月にウチに負けて以来負けなしで、そう簡単に勝てる相手ではないし、8月の4連戦最後の試合で、特にレッズにしてみればアウェイ続きで疲労が心配されるところで・・
試合は観光気分一掃の”いきなりウォーリアー”でスタート。
開始数分後、カウンターを食らってゴール前が混戦状態に。闘莉王がトゥーリオに体当たりを食らって倒れこんで、ややみんなの動きが止まったかと思われたところでボールがゴールの中にコロコロと・・。
ファウルは無しと判断され先制点は大分へ。
気を取り直して、なんとかチャンスを作り出そうとするレッズでしたが、ボールを持つ選手の周りの動きがやや少なく攻めあぐねてしまう、或いは、シトンにボールが渡ったところで潰されるか、裏を狙う達也がオフサイドに引っ掛かるかの連続でいいところなし。
逆に大分に鋭いカウンターで脅かされ、シュートまでもって行かれる場面が何度も。
左からミドルシュートを打たれて、ギシが弾いたところを相手につめられてガラ空きのゴールへ・・と思われたが相手が外してくれた・・という決定的な場面も。
結局レッズは前半シュートゼロ。
後半、キレの悪いアレを相馬とチェンジ。
まず1点を取ろうと「アレ浦和」で後半スタート。
寝ていた前半とは変わって、アグレッシブに攻めるレッズ。
いきなり相手のミスパスをシトンが奪ってペナルティエリア内で倒されるもPKにはならず。
さらに、再び相手のミス→長谷部の突破で得たFKをシトンが狙うも枠の外。
勢いが出てきた後半15分あたり、啓太がピッチに倒れ混むも大分はプレーを続行。審判も試合を止めずにそのまま放置。守備が手薄になっているところを相手に攻め込まれて痛恨の2失点目。
その後シトンの相手キーパーと1対1や伸二のシュートなどの決定的場面も得点ならず。
後半半ばに啓太に代えて永井を投入。
ラスト15分というところで、シトンのゴールでようやく1点返すと、このタイミングで『PRIDE OF URAWA』発動。私もここでこれしかないだろと思いました。
岡野を投入して、カウンターを食らいながらも、再三永井と岡野の右サイド攻撃を仕掛けるレッズ。
相手退場が一人退場したところでこの日3回目の『アレ浦和』。
とにかくまず同点にしたかったのですが、相手がゴル前張り付き状態でどうにもならず・・
最後の最後はシトンのシュートがスカって終了の笛でした。
順位に関係なくどうしても勝ちたい一戦でしたが、結局負けてしまいました。
選手達がまったく動かなかったと批判されていますが、私にはそこまで言うほどのものでもなかったかと。確かに前半は動き出しが少なかったかもしれませんが、他のスタジアムでは体験できない夏の雨の日のこのドームの尋常でない蒸し暑さの中で、前半から飛ばしまくって後半まったく動けずでもどうかと思うし。
(これで代表で走りまくってたらさすがにどうかと思いますけど・・)
あえて気に入らなかったところを上げるとすれば、セルフジャッジが多かった点でしょうか。2失点ともセルフジャッジ気味でプレーを止めてしまった感じもありましたからね。
それにしても首位になってからなかなかキープできないですね。。7月8月の連戦はアウェイが多かったですが、これからはホームの試合が多いので我々にはチャンス。まあとにかく次ですね。
連敗しないこと。ダービーになりますけど、我々の”ホーム”埼スタで大宮を下して、もう一度首位の座に。
【以下、今回の遠征について】
-1日目-
試合当日午前10時頃羽田到着。
相変わらずレッズの遠征先への便は満席です。
時間より少し遅れて搭乗。
13時過ぎに大分到着。
目の前には国体の看板が。
良く見るとマスコットが鳥です。
「めじろん」って・・・・コバトンのパクリですな・・
※詳細はこちらをどうぞ
とりあえず、食事。恒例の『とり天』を食す。
しばらくして、大分駅へ移動。
スタジアム行きバスは長い列が・・
家を出て7時間ちょっとというところで、スタジアム到着。
17時前に開場。
売店はだんご汁の並びが・・
昨年は『トリニータ鍋』という名前だったような気がしますが、だんご汁とうどんと、もう一つ(忘れた)のどれかを選べて、だんご汁だけすぐに売切れてしまった教訓をいかしてか、今年はどでかい鍋が・・
ぱっと見、鹿スタのもつ煮用の鍋よりでかかったかと。
スタジアムは今年も雨のため屋根は閉まっていました。
毎年、ビジターエリアの天井は雨漏りしていましたが、今年はちゃんと修復されていたようで。
それにしても凄い湿度でしたが、やはりそこは夏の雨のドーム@九州。
奴らは慣れているのでしょうかねぇ?
しばらくして選手達登場。
そして試合へ・・
試合後はやたらムカついていたので、アーケード街散策も温泉もいよやさんも行かずホテルへ直行し、即行寝ました。もともと観光で来てるつもりはないからどうでもいいんですけどね。
-2日目-
翌朝6時起床。
寝て起きてもまだムカついていた為、気分転換に電車に乗ることに。
両サイドが畑と山という景色をひたすら1時間。
ぷらっと散歩して再び大分駅へ。
駅前のバス乗り場で空港行きのバスを待っていたら、前日の試合後のバスの中で荷物を持っていただいた心優しい方と偶然遭遇。訊ねたらその方は川口出身ということで、さらになんと近所の方でした(笑)
さらに、甲府戦のバスで一緒だった方とも偶然再会。
ランチをとりながら、今回の試合の反省会となりました^^
13時過ぎに大分を発ち、16時には無事帰宅。
朝から電車、バス、飛行機、モノレール、また電車と乗り物に乗りっぱなしだった為、さすがに気分悪かったです。
別に行かなきゃ良かったとは思ってはいませんが、とりあえず来年はもっと楽しい大分遠征にしたいですね(行けたらの話ですが)。
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masanori |
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