Complete text -- "難攻不落のホーム埼スタ!"

23 December

難攻不落のホーム埼スタ!

カップと元旦国立は渡さねえよ!
■天皇杯 準々決勝
 浦和レッズ 3-3(PK10-9) ジュビロ磐田(埼玉)


福岡戦は、闘莉王、アレ、達也を欠いて苦戦を強いられましたが、今回はさらにシトン、ネネも離脱。代わりに永井と細貝を起用。
相手は今年後半に調子が良かった磐田。ヤマハでもやられているし、簡単には勝てない相手だけど、埼スタで負けるわけにはいかないし、我々は前回覇者なのです。そう易々とベスト4をくれてやるわけにはいきません。

しかし試合は、前半とにかく磐田にボールを支配されっぱなしでした。
クリアすれば拾われて攻められまたクリアして・・の繰り返し。
ひと昔前に見られた展開でしたが、そんな中30分過ぎに相手にどフリーでヘディングシュートを打たれてついに失点。

このまま前半を終え、後半は暢久を右サイドにして平川と伸二が交代で勝負。

なんとかリズムを取り戻したいところでしたが、いきなり福西にゴールを許してしまい、苦しい状況に・・

とにかく攻めるしか点を取るしかなくなったので、ここからはひたすら『アレ浦和』。

少しずつ動きがよくなってくると、ようやく永井が執念のヘッドでゴールを決めて1-2。

まだまだ行くぜ!

完全にリズムに乗ってくると、相手に攻めさせないレッズのサッカーが復活。そしてゴール前でFKをゲット。
これをロビーが蹴るも壁に当たってしまうが、相馬が拾ってセンタリング。このクロスに伸二が飛び込んでヘッドで決めてようやくゲームを振り出しに!

伸二のヘッドなんていつ以来?ルーキーの時に市原相手に決めて以来記憶にありません(誰か覚えてたら教えてください)。
かたちとしてはフェイエでの初ゴールを彷彿とさせるゴールでしたね。

ここでようやく『アレ浦和』がストップ。
しばらく一進一退の攻防が続きましたが、残りの10分のところで再び伸二が見せてくれました。
暢久からのパスをロビーがゴール前にループ気味にちょこっとダイレクトで出すと、伸二が走りこんで足を伸ばして相手キーパーより先に触ると、ボールはふわりとゴールへ。相手DFが頭でクリアしきれずそのままゴール。

素晴らしい逆転劇でこのまま終わらせたいところでしたが、直後にまさかの同点ゴール・・・

結局3-3で終了し、2週連続の延長戦へ。

延長からは足をつってしまった永井に代わって黒部登場。
どちらかと言えばレッズペースの展開もゴールは生まれず。
延長前半終了前には相馬が足をつって酒井と交代。リーグ戦でフル出場していない選手にとってはやはりキツイのでしょうか。

延長後半には両チームともガクっと運動量が低下。何度かピンチがありましたが、都築を中心に失点は許さず。

そして延長も終了。

ついにPK戦となってしまいました。やりたくなかったPK戦。2年前のナビやCSの悪夢を誰もが覚えていると思いますが。。

伸二がボールを持ってゴール前にやってきたので、レッズが先攻を取ったのだとわかりました。PK戦はやはり先攻に限ります。

伸二はきっちり決めると、さらに暢久とロビーも。

磐田も外さず、4番手は酒井。酒井は右を狙うも佐藤洋平に弾かれて失敗・・・

と思ったら、ここで『ネ申』が舞い降りた!ジャスティス神が(・∀・)
佐藤が蹴る前に動いたということでやり直し。
酒井は今度は決めてほっと一安心。
ジャスティス良く見ててくれてありがとう。(試合終了直後、しっかり相手にレッドカードが出ているところもさすがというかw)

佐藤は酒井の時だけ早かったわけではなかったのです。ずっと動くのが早かった(微妙ですけど)。暢久の時なんか特にそうでした。だから佐藤が止めたら笛を吹こうとジャスティスは伸二が蹴ったときから決めていたのでしょう。この後も佐藤は変わらなかったから、止めたらまたやり直しだったでしょうね。

レッズは5人目長谷部。きっちり決めるも、磐田もしっかりついてきます。磐田はほとんどの選手が左のサイドネットの際どいところを狙ってきて、しかっり練習してるなという印象を受けました。

PK戦はサドンデスへ。
レッズは都築、そしてウッチーへ。ウッチーのところで緊張感による気持ち悪さがピークに・・

それでもウッチーはしっかり決めてくれます。
さすが副キャプテン!

しかし一体どこまで続くんだ?!

そして、啓太、坪井、細貝へ・・
細貝なんかしっかり佐藤の動きを見て落ち着いて決めるあたりが実に素晴らしい。

そして磐田の10番手が左すみを狙い過ぎて外し、ついに決着!
我ら浦和レッズが準決勝の切符を手にしました!!

PK戦なんて精神衛生上まったく良くありませんが、勝つとほんと嬉しいですね。
埼スタ不敗記録も守り、長らく続いたPK戦という呪縛からもようやく解放されました。
ギドレッズもまだまだ続くよ!

(試合後、この時期お約束の『ジングルベル』も♪)


というわけでベスト4。次は国立の鹿島戦です。
国立での鹿島戦というのは個人的に最も血が騒ぐ一戦()。
別に10年前の話だけでなく、96年から01年にかけてはホームでもアウェイでも国立でやることが多かったですからね。そしてナビスコ決勝2回と。
鹿スタが改修され、埼スタもできた為、今となってはなかなか国立での鹿戦というがなくなってしまいましたが。

今年は鹿戦と言えば伸二ですよね。2試合ともゴールを決めているし、次の試合でもきっと決めてくれるでしょう。

鹿の10冠なんぞ絶対阻止!鹿はあと10年は「10冠」と言っててくれ!
奴らをぶっ倒して2年連続元日決勝と行きましょう!


#磐田戦の勝利で始まり磐田戦の勝利で締めた今年の埼スタでの試合。最後はこんなに劇的勝利が待っていたとは予想していませんでしたが(^^;
今年1年本当に多くの感動と勝利を共にした埼スタ。お疲れ様でした。

今年1年ありがとう
00:00:00 | masanori | | TrackBacks
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