01 December

大敗北者


■Jリーグ 第34節
 横浜FC 1-0 浦和レッズ(日産ス)


結局こういう結果となってしまいましたが、さてどうしてくれましょうか。
最後の失速ばかりに論点が集中していますが、それはそれとして、リーグは34試合の結果ですからね。結果的に勝ち点2足りなかった。結果論だけど、あと負けを引き分けを一つ勝ちにできていたら優勝だった。新潟戦や大分戦の引き分け、5月のホーム4分けなども議論されて然るべき。

まあどういう理由があったにせよ愛媛や横浜FCに連敗するようなチームは優勝する資格はなかったということでしょう。
鹿島の優勝は決して棚ぼたではなく勝ち続けた結果ですから、打倒だったということなんじゃない?(それでも気持ちに余裕はないのでおめでとうなどと言うことなどはできませんけど)

CWC。
切り替えっていうけど、正直切り替えることなどできません。というか、リーグ終わったのに切り替える必要などあるのだろうか?
最終戦試合直後はCWCに気持ちなんて持っていける気がしなかったから、辞退すればいいんじゃねって感じでしたけど、必死で掴んだアジアチャンピオンですからね。別に最終戦の結果が1年全てを無駄にしたとは言いませんが、リーグは1年かけて頑張ってやってきたものだから、ミランから大金星を奪っても奇跡的に優勝しちゃっても、リーグを逃したショックが消えるものではないけれど、リーグはリーグ、これはこれで考えたいと思います。

少しでもテンションを上げるために2試合に行ってきました。
とりあえず数年経ってから、なんでこの大会に本気で臨まなかったのだろう?と後悔だけはしないように。
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24 November

最終試練

全ては最後
■Jリーグ 第33節
 浦和レッズ 0-1 鹿島アントラーズ(埼玉)


勝てば優勝、ホーム最終鹿島戦。因縁というか、最も負けたくない相手ですけど、ここまできたら難しいことは考えずとにかく勝って優勝と連覇を決めたい。決めるしかないでしょう!


試合は、相手のラフプレーに苦しみながらの前半。

審判は捌ききれず連発するイエロー。

途中平川が負傷して細貝を投入。

前半のチャンスは闘莉王のシュートがポストを叩いたぐらい。

終了間際に相手が一人退場で有利な状況へ。

後半、10人の相手から早く点を奪いたいところだが、カウンター狙いの鹿島に守りを固められ、時間はどんどん過ぎていき、20分に逆に失点。

残り15分でようやく伸二が投入され、チャンスが続くも、遠い1点。

最後は向こうの隅っこでなにやら時間が大量浪費されてしまい、そのままタイムアップ。
ここに来てまさかの敗戦。

何が腹立たしいって、優勝が決められなかったことではなく、ホームで鹿島に負けてしまったということ(川崎、大宮戦もそうだったが)。それもホーム最終で。
埼スタのホーム最終を負けて終わるってのは初めてな気がするが・・。(CSを除いて)

まあ。・・優勝については、最後勝てばいいので。

しかしまさか本当に最後まで引っ張るとは・・。
ここで横浜FCに負けることはあり得ないでしょう。”FCなんて余裕でしょ”ってことではなく、”負け(分け)はあってはならないこと”、って意味で。
ここを落として優勝逃したら、ほんと最後の最後に2007Jリーグ最大のギャグだよ。それこそ「切腹」。

散々「鉄板」言ってきましたが、正直かなりのプレッシャーでしょう。名古屋にアウェイでスコアレスで終えて守りきる感覚を掴んで帰ってきてるところも非常に恐い要素。慢心などは選手もサポもないはず。
だが、これを乗り越えて。ラスト1。今度こそ。
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18 November

満身創痍の+1

次、決めよう
■Jリーグ 第32節
 浦和レッズ 0-0 清水エスパルス(埼玉)


アジア制覇からわずか4日。残るJは3試合。ようやく一点集中できますが、選手達は既にボロボロ状態。シトンも出場停止。
それでもリーグ優勝に向けてあと一歩、二歩のところ。我々はとにかく勝つしかない。
この日優勝の可能性もあるけれど他次第。周りは気にせず勝つことだけに集中。

試合は無難な立ち上がりも、15分に啓太が負傷。
ただでさえ怪我人だらけだというのにこれでも啓太も離脱。
代わって出てきたのはウッチー。(というか選択の余地がない・・)

決して押されっぱなしではないけれど、動きはイマイチ。特に攻撃時にはフォローが少なく、スピードや切れが無い、ミスパスありと、あからさまに疲労が蓄積されている様子。

少しずつ相手に傾いていた流れを徐々に取り戻すも、前半は得点なし。

ハーフタイムに、ガンバと鹿島がリードとのアナウンス。
これでいっそう勝たなければいけなくなったわけだ。
気合入れなおしウォーリアで後半スタート。

しかし展開は変わらず。
途中ウッチーのスーパーミドルもサイドネット。

チャンスは何度かあったものの決めきれず、逆に危ない場面もあったが、耐えて結局スコアレス。
交代も岡野ぐらいはとも思われたが、後半は交代なしでした。

これでガンバとの勝ち点差は3。得失点差はガンバのほうが多い為、並ばれたらアウト。
実は清水・鹿島に引き分けて最終節に勝ち、でも優勝が決まる裏シナリオもあったのですが、いずれにせよ優勝の行方は最終節まで・・・
・・・と思ったところで、「味スタでガンバが引き分け」のアナウンスが!!

これで次勝てば優勝です。
勝たなくても、引き分け、引き分け、でも優勝が決まります(それだとリーグラス5が引き分けということになりますが・・)。が、しかし!ここはやはり勝って決めたい!ホーム埼スタで鹿島に勝ってリーグ優勝を決めることにどれだけの意味があるか。

絶対に勝利で決めましょう!
そしてシャーレを再び我々の手に!
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11 November

鎹思案

史上最大の決戦へ
■Jリーグ 第31節
 川崎フロンターレ 1-1 浦和レッズ(等々力)


イランでの試合から4日。選手達に疲労とダメージが蓄積されているのは確実(行ってない私にはどれだけ劣悪な環境だったかはわかりませんが)。そんな中でのJ31節アウェイ川崎戦。
前日、ガンバと鹿島が共に勝利。これでガンバとの勝ち点差は4、鹿島とは5。最終節のFC戦を鉄板と考えるならば、11月のJで必要な勝ち点は3。あと1勝。来年のACL出場の可能性があり残りの試合にガチでくる清水と鹿島との戦いを考えたら、是が非でもここで勝ち点3が欲しいところ。というよりも、精神面などいろいろな要素を考えれば、むしろ絶対に3ポイントが必要となってしまった超重要な試合。

試合は前半立ち上がり、ゴール前の相手クロスをDF2枚がスカってしまい、ボールはゴール前どフリーの相手へ。
相手はそれを手でトラップして押し込んだ為、余裕を持って見てたら、なんとそれがゴールに認められてしまった。

それでも気を取り直して、落ち着いて。

30分過ぎにはシトンがペナルティエリアで倒され、自らそれを決めて同点。

前半はそのまま1-1で終了。

後半はいよいよもって相手のラフプレーが本格的に。とてもイラン帰りで中2日&数日後に第2戦を控えるという経験をした奴らとは思えない・・。

そんな左前状態な戦局をひたすら耐えぬいて。

後半30分、いっぱいいっぱいの阿部が交代。⇔細貝。

残り3分で達也投入。
直後にシトンぶちキレ場面もそれもこれも全ては・・・

最後、長谷部が詰めてゴールかという決定的なチャンスも得点ならず。

結局引き分けで試合終了。

絶対に勝ちたかったし、勝ち点3が欲しかったが、勝ち点1に止まり。
とりあえず鹿島との勝ち点差は6になった為、もう鹿は放置でいいでしょう。直接対決たたくし。
あとはガンバですが、我々は、勝てば良いという条件は変わらないのだから、まずはよしと考えましょう。

で、今回の敵には言いたいことはいろいろたくさんありますが、いまはそんなことしている暇はないので。順位とか勝ち点差とか、Jは一旦全て忘れます。あとで考えます。全てをACL埼スタ決戦に注ぎ込みたいと思います。

2007ACL最後の戦い。ここまで来たからには・・ではなく、ここまで来る為に、そして勝つ為に、今までやってきたのだから。絶対にとりたい。そして最高の「We are DIAMONDS」と「カンペオン」を埼スタに響かせたい。
ここまで培ってきたもの全てを出し切って、みんなで、アジア王者を。掴み取りましょう!

We are REDS!!

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28 October

リーチ

さあイランへ
■Jリーグ 第30節
 浦和レッズ 0-0 名古屋グランパス(埼玉)


4日前の激闘の余韻が残る埼スタ。残るリーグはあと5つ。今回の相手は名古屋。
前日ガンバが負けたことにより、ここで勝つことで優勝を決定的なものにでき、逆に落とせば下に可能性を与え息を吹き返させてしまうという、非常に重要な試合。
疲れも残り、闘莉王がいない中でどれだけやれるか。

勝てば次優勝。という浮ついた空気一掃『ウォーリア』により試合開始。

相手の名古屋。やはり城南と比べたら格がかなり落ちる感じ。それでもヨンセンの高さを使った相手の攻撃に手こずり、攻撃もイマイチ。

前半終了前には暢久が負傷して達也と交代。(永井→右)

後半、ヒットしてたら確実にやられていた感のあったピンチが何度かあったが、それらを凌いで。

結局30分近くまではどちらかというと押され気味の苦しい展開が続き・・

そこからようやくたたみ掛ける攻撃がでてきたが、10分をきってからシトンを下げてウッチーが投入されたことで方針転換。(というよりももともとそういう狙いだったのか)

最後は得点が決まる感じも無かったが、失点する感じもなく、結局スコアレスで終了。


勝ちたかったのは勝ちたかったけど、勝ちたかったというよりも勝ち点3を取りたかった。
それでも、次勝てば優勝の可能性があるという状況にできた。
結局今回はガンバが負けてたことにより、城南戦の疲労の考慮と次のイランを見据える余裕が持てた、ということだったのだと。
もし城南戦を90分で余裕勝ちしてたら?ACL敗退してたら?ガンバが勝っていたら?(・・・などという疲れそうなことは考えないことにします)

次の川崎戦は逆に勝ち点3よりも勝ちたい気持ちが先行する試合になります(個人的に)。もちろん優勝したいから絶対勝ち点3は必要だけど、でもやっぱり川崎には数字どうのこうのよりも、まず勝たないと。

という気持ちは一旦抑えておき、決勝、イラン、セパハン戦。

浦和レッズが臨む初めてのACL決勝、初めての中東。準決勝の途中ではあまり意識しなかったけど、実際に決勝行きが決まり、やはり多少のリスクと犠牲を払ってでもどうにかしておけばよかったと後悔・・
ホームがあるわけだからこれが全てではないれど。とにかく行く人、頼みます。私はどっかで念じます・・
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