Complete text -- "アジアの戦い 〜第一部・最終章〜"
23 May
アジアの戦い 〜第一部・最終章〜
■ACL グループステージ第6節
浦和レッズ 0-0 シドニーFC(埼玉)
ACL予選最終節。勝ったほうが勝ち抜けというシドニーとのこの一戦。
今年の我々の一つのテーマであった予選突破。これまでに積み上げた勝ち点を本当に価値のあったものにするためにも、絶対にものにしたい。
浦和レッズの新たな歴史をこの埼スタで。
試合は当然難しいものになるという予想の通り。
引き分けでもOKだけど、あくまで勝ちに行く。とはいえ、やはりリスクを冒してまで攻める(攻めさせる)わけにもいかず。
最初のビッグチャンスはレッズ。ゴール前、相馬のクロスに伸二がニンジャキックで飛び込むもボールは枠の上へ。頭だったら・・。
相手も繋ぐところはしっかり繋ぎ、そしてロングボールを入れて攻撃を仕掛けてくるも、堀之内中心の守備でそれを阻止。
前半終了間際、ネネ→シトン→ロビーと繋いでのシュートが枠を捉えるも、相手キーパーに触られて惜しくもゴールならず。
そして前半終了。
とりあえず、前半に失点してリードを奪われるという最悪の展開は免れた。ある意味こちらのプラン通り。
後半が始まってすぐFKゲットで阿部得意のコースもボールはキーパーの手へ。
15分、何度も縦への突破を見せていた相馬と長谷部の予定通りの交代。
攻められない厳しい時間帯も乗り越え、徐々にレッにズも攻撃のチャンスが。洗練されつつある、伸二・ロビー・シトンのトライアングルアタック。
30分をまわり、いよいよ分刻みのカウントダウンへ。
この後、伸二とロビーに代えてDFではなく永井と岡野を入れたオジェックの、「守りきる」のではなく「あくまで攻めるんだ」という意思を汲みとりつつ。
とにかく相手の攻撃を全員守備で凌ぎ、最後の最後、シトンが決定的な場面を外してしまうが、それでも無事ベスト8の決定を告げるホイッスルが鳴り、歓喜の雄叫び!
これまで、勝ってもまったく笑顔がなかったオジェックがついに咆えた!
暢久の嬉しくなさそうな顔と声での、
「嬉しいです」
の裏に秘められたものは・・
というわけでグループステージを突破することができました。やりましたね。
しかしここからが本当のアジアの戦い。これからです。
さて、次はすぐにJ。マリノス戦。そろそろ埼スタで勝ちましょう。
今回のシドニー戦も含めたら、埼スタは実に5試合勝利から遠ざかっています。ここで勝てなかったら、7月のナビスコ・ガンバ戦まで埼スタはないですしね。しっかり勝ってJの一休み、そしてA3へと繋ぎたいですね。
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masanori |
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