12 August

首位奪還

■Jリーグ 第17節
　浦和レッズ 4-0 ＦＣ東京（埼玉）

2週間ぶりのリーグ戦。ちょうどこの日でリーグが半分終わりということで節目の試合。ホームだし、相手は東京。絶対勝たなくてはいけない試合。
ただ、シトンとロビーが結局戻らず、さらに先日代表に7人選ばれて、その疲労などが心配されるところでしたが、蓋を開けたら・・・

立ち上がり、いきなり伸二のスーパーゴールが炸裂。
平川のクロスを達也が頭でワンタッチしてファーへ流すと、そこには左にいたフリーの伸二が待ち構え、トラップ後そのまま左足ボレー。

こういう時に限ってオシムはいないんですよね。。（スタッフはいたみたいですけど）
ちょっと前なら、
「怪我されると困るし、疲労もあるから代表に選ばれないほうが良い」
などと口にしてましたが、完全な僻みです。
やっぱりレッズから代表が多く選ばれるのは嬉しいし、クラブにとっても一つのステータスですからね。
やっぱり伸二もオシムジャパンで見たいですよ。


その後、達也のドリブル突破やシュートなどレッズが攻め込む形が続く中、徐々に東京側も攻撃で出てくるようになり、一進一退の状況。

伸二のジャンピングヒールパス → ゴール前でどフリーの長谷部へ。そしてシュートはバーの上へ・・・という場面がありましたが、あれは決めて欲しかったところでしたね。
シュートする瞬間に相手ＤＦがブロックに来た為、それが目に入っちゃったのでしょうけど。

だんだんと東京のファウルが目立ち始め、
「トーキョーくそったれ」
コールの連発。

後半に入ると、パスミスとクリアミスが出てきて嫌な感じでしたが、カウンターの際に相手がファウルで止めてきて、それがこの日2枚目のイエローで退場。

そのファウルのリスタートのボールが左サイドアレのところへ。アレは中へ中へ切り込んで行き、まさかの素晴らしい右足のミドルシュートが決まって2-0。

一人多くなったレッズはフィールドを広く使って、完全にボールを支配。

永井と暢久が交代し、その暢久が3点目の起点。
ゴール前へクロスを上げ、それを達也が頑張って折り返すと、そこに飛び込んできたのはまたしてもアレ！

アレの泥臭い（というか巻臭い？）飛び込みヘッドなんて滅多に見ませんが、これもオシム効果なんでしょうか・・・

東京側はもう完全に意気消沈。

その後、相馬とアレ、岡野と伸二が交代。

連動性が完全になくなった東京は攻撃においても守備においてもボールの周りの2,3人しか動かず単発な動きばかりで、そんな隙を突いて、最後は達也が駄目押しゴール。

4-0の圧勝でした。


川崎が横浜と引き分けた為、ついに首位へ！
ここで手にした首位の座はこんどこそ明け渡したくはないですね。

次は”代表選手のいない”鹿島です。敵地だろうがなんだろうが勝つのみ。またしても2週間の中での怒涛の4連戦がスタートということで、幸先良く勝ちたいですね。


【今週の余談】

?シマシマ

本日よりホームのゴールネットが赤白になりました。たったこれだけのことでスタジアムの雰囲気がガラッと変わった感じ。プレミアやブンデスのようで凄くいいです。


?ﾊﾗﾄｰｷｮｰ

昨年の天皇杯で聞き納めてきたはずのあのコールをまさかもう一度聞くことがあろうとは・・
まあ奴らとしても本意じゃないからねぇ。