Complete text -- "もう一つの大事な試合"

31 August

もう一つの大事な試合

この悔しさとやりきれなさは一まず忘れてカシマへ
■ナビスコカップ 準決勝1stレグ
 浦和レッズ 1-3 ジェフ千葉(駒場)


週末の鹿島戦は非常に重要であるが、だからといって手を抜けなかったこの試合。
開始早々、巻の微妙なゴールによってプランは完全に崩されてしまう。
さらに追加点を奪われるが、前半終了間際にロビーがなんとか1点返し、後半にまき返しといきたかったところだが、逆に相手に1点を奪われ、そのまま終了。

巻の1点目。現場では目の前にいたにも関わらずまったく何が起こったのかよく解らなかったのだが、帰ってビデオで確認したら完全に手で押し込んだゴールであった。
自分の少年団時代は「サッカーは紳士的スポーツである」と何度も叩き込まれたものだったが、大喜びしていた巻自身には罪悪感ってものはないのだろうか?

タイミングが良いのか悪いのか、今週号のサカマガにこんな記事が。

「神の手ゴール?ああ、そうさ!」
-86年ワールドカップ準々決勝のアルゼンチン対イングランドにおける「神の手」ゴールについて、マラドーナはテレビ番組で”確信犯”だったことを認めた。サッカー史に残る問題の場面。長身のイングランドGKシルトンと競り合ってもヘディングで勝てないと察したマラドーナは「ちょっとしたいたずら心で」手で押し込んだという。ところが副審がノーゴールとしないことに、すぐに気づいたマラドーナ。反則であることに知っていて喜ばないチームメイトに向かい、一言。「早く俺を抱きしめに来い!じゃないとゴールが取り消されるだろう!」-
(サッカーマガジン)
 


とまあ、愚痴を書いてしまいましたが、そもそもレッズのDF陣はどうだったのか?集中しなくてはいけない時間にDFラインをあげなければいけなかったのか、どうなのか?絶対やってはいけない失点シーン。巻の手がどうであれ、今後二度と起こらないようにしなくては。

これで2ndレグで3点差で勝たなければいけなくなったわけですが、いきなり3点って考えたら、非常に厳しい。まず1点返す。そうすれば、あと1点取れば同点。そこから勝負。サッカーでは2点差が一番逆転しやすいとはよく言うが、とりあえずまだ負けたわけではないし、残り90分あるのだからポジティブに考えたいですね。

相手は、まだタイトルのないチーム。どうしても決勝にいきたいでしょう。
でも、俺らは決勝で闘うことの素晴らしさを知っているわけだし、さらに浦和レッズだからこそ感じることのできる感動もあると思うし、俺もどうしてもまた決勝に行きたい。
相手よりも決勝に行きたいという強い気持ちを持って、なんとしても臨海で決勝行きの切符を手にしたいですね。

とりあえず、この気持ちはしばらくしまっておいて、リーグ戦。鹿島戦。ただの天王山ってだけでなく、いろいろな意味合いを持つ試合だと思う。
トミーが負傷で交代し、ゴール裏も何箇所かで小競り合いが起こるなど微妙な空気になっちゃいましたが、もう一度一丸となって勝ちにいきましょう。
00:00:00 | masanori | | TrackBacks
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