Archive for August 2005
31 August
もう一つの大事な試合
■ナビスコカップ 準決勝1stレグ
浦和レッズ 1-3 ジェフ千葉(駒場)
週末の鹿島戦は非常に重要であるが、だからといって手を抜けなかったこの試合。
開始早々、巻の微妙なゴールによってプランは完全に崩されてしまう。
さらに追加点を奪われるが、前半終了間際にロビーがなんとか1点返し、後半にまき返しといきたかったところだが、逆に相手に1点を奪われ、そのまま終了。
巻の1点目。現場では目の前にいたにも関わらずまったく何が起こったのかよく解らなかったのだが、帰ってビデオで確認したら完全に手で押し込んだゴールであった。
自分の少年団時代は「サッカーは紳士的スポーツである」と何度も叩き込まれたものだったが、大喜びしていた巻自身には罪悪感ってものはないのだろうか?
タイミングが良いのか悪いのか、今週号のサカマガにこんな記事が。
「神の手ゴール?ああ、そうさ!」
-86年ワールドカップ準々決勝のアルゼンチン対イングランドにおける「神の手」ゴールについて、マラドーナはテレビ番組で”確信犯”だったことを認めた。サッカー史に残る問題の場面。長身のイングランドGKシルトンと競り合ってもヘディングで勝てないと察したマラドーナは「ちょっとしたいたずら心で」手で押し込んだという。ところが副審がノーゴールとしないことに、すぐに気づいたマラドーナ。反則であることに知っていて喜ばないチームメイトに向かい、一言。「早く俺を抱きしめに来い!じゃないとゴールが取り消されるだろう!」-
(サッカーマガジン)
とまあ、愚痴を書いてしまいましたが、そもそもレッズのDF陣はどうだったのか?集中しなくてはいけない時間にDFラインをあげなければいけなかったのか、どうなのか?絶対やってはいけない失点シーン。巻の手がどうであれ、今後二度と起こらないようにしなくては。
これで2ndレグで3点差で勝たなければいけなくなったわけですが、いきなり3点って考えたら、非常に厳しい。まず1点返す。そうすれば、あと1点取れば同点。そこから勝負。サッカーでは2点差が一番逆転しやすいとはよく言うが、とりあえずまだ負けたわけではないし、残り90分あるのだからポジティブに考えたいですね。
相手は、まだタイトルのないチーム。どうしても決勝にいきたいでしょう。
でも、俺らは決勝で闘うことの素晴らしさを知っているわけだし、さらに浦和レッズだからこそ感じることのできる感動もあると思うし、俺もどうしてもまた決勝に行きたい。
相手よりも決勝に行きたいという強い気持ちを持って、なんとしても臨海で決勝行きの切符を手にしたいですね。
とりあえず、この気持ちはしばらくしまっておいて、リーグ戦。鹿島戦。ただの天王山ってだけでなく、いろいろな意味合いを持つ試合だと思う。
トミーが負傷で交代し、ゴール裏も何箇所かで小競り合いが起こるなど微妙な空気になっちゃいましたが、もう一度一丸となって勝ちにいきましょう。
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27 August
いいかたちでカシマに乗り込むために
■Jリーグ 第21節
名古屋グランパス 0-2 浦和レッズ(瑞穂)
鹿島戦の直前の試合。前節の痛い取りこぼしもあって、相手や場所がどこであろうが、今回は絶対に『勝ち点3』が必要だった。
1点目、遠くてよく見えなくて「え?なに??入ったの?!」みたいな感じで、「また楢崎がポロったのかな?ラッキー」とか思ってましたが、帰ってビデオで見たら、闘莉王の完璧なボレーシュートだったんですね。素晴らしいです。
しかし、もっと素晴らしかったのが待望の来日初ゴールを挙げたトミー。今回はなんと言ってもトミーでしょう。本人も苦しんでるみたいだったし、なんとしても決めてほしかった。ロビーのクロスに飛び込んで、相手サポの目の前なのに、仰向けで喜びを爆発させるその姿はすぐにトミーだとわかりました。
ああいう、ゴール前でいいポジションとって、DFに競り勝ちながらヘッドを決めるってなかなかレッズでは見ないかたちだったし、今後のゴール量産に本当に期待です。それと後半になっても前線で駆け回り、プレスをかけ続ける姿も一生懸命でまた素晴らしい。
トミーのゴールに皆が祝福に駆けつける姿や、また、仲間が倒れている時に審判が止めず、イエローをもらってまで相手に体当たりし、ゲームを止めた啓太(カードをもらわなかったが長谷部も)。自らを犠牲にしてまで仲間を助ける姿がまた『PRIDE OF URAWA』の精神でもあるし、大事な試合を前に、よりいっそうチーム一丸となっているなと感じた試合でもありました。
トミーもプレッシャーから解放され、達也も復帰を果たし、アレも十分休ませることができて、大一番の前に準備は万端。
水曜のナビ千葉戦も確実に勝って、万全の態勢でカシマに乗り込みたいです。
それと今回の遠征。いつものツアーなのですが、行きの高速でバスのタイヤがパンクするというありえないトラブルに見舞われました。幸いSAの手前だったので、すぐにSAに入り停車。
そこで、ツアー会社の乗務員さんのA氏に文句を言ってる女の子がいたけど、ただ、ドライバーさんの飲酒運転とか居眠り運転とかそういうものではないですからねえ。なにか踏んだのかもしれないし。いつものA氏は、すぐさま業者を呼んで、皆に説明し、急ぎの人を2号車に乗せて先に行かせるなど、予期せぬトラブルにも関わらずこの的確な判断と迅速な対応に私としては逆に感謝したいぐらいでした。昔、『東名が大渋滞で瑞穂に大遅刻したレッズサポ』みたいなことがあったのを一瞬思い出しましたが、開門にも十分に間に合いましたし。
まあ、これを教訓にバス会社の人には整備はきっちりやっていただいてほしいということで。
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24 August
三歩前進二歩後退
■Jリーグ 第20節
浦和レッズ 2-2 ヴィッセル神戸(駒場)
俺たちの駒場で、最下位の神戸相手。
まさにレッズにとっては勝ち点3が約束されたも同然の試合だったはず。
取られて取って、終了間際に追いついて。今年の等々力やエコパの磐田戦を思い起こさせる試合展開。
帰ってから風呂に入って湯船の中で、勝ち点2を落としてしまったことを冷静に考えてみて、やはりへこんだ・・。
最近『刺客』って言葉よく耳にするけど、平瀬とか金古とか、なんか鹿っぽいな。とか思ってみたり。。(徳重もいたけどね・・)
ところで、今日の駒場。
水曜平日だからってなめていたら、いつもの定位置がとられていた。全体的には少なかったらしいが、ゴール裏(クルヴァじゃない)は今年一番混雑していた気がする。学生が多かったのだろうか・・?(こっちはやっと取れた夏期休暇だというのに。)
しかしそんな中、抽選のくじ運の悪さがきっかけで意気投合した人がいたり、以前のバスツアーで一緒だった人にまた会えたりetc・・いろいろ繋がりが広がったなぁという『We are REDS』な一日でもありました。
みんな瑞穂参戦は微妙って言うけど、俺は確実に行きます。
とにかく、勝って帰ってくるしかない。
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20 August
バモス!ポンテ!
■Jリーグ 第19節
浦和レッズ 2-1 FC東京(埼玉)
7年前〜およそ2年ほど『浦和レッズ観戦記』なるものを書いていましたが、バージョンUP版をブログ形式で再開することにしました。
さてJリーグ再開、FC東京戦。
相手がどこであろうが、優勝のためにはもう一つも取りこぼしは許されない。
開始早々いきなり相手の新加入選手ササに決められてしまうが、ポンテの大活躍により見事逆転勝利。
試合後、コールリーダーが「簡単な試合なんてねぇんだよ!」みたいなこと言ってたと思うけど、昨年2nd開幕の神戸でも同じようなことを言ってたなぁとちょっと思い出してました。
1試合1試合確実に勝って、なんとしても鹿島をかわして最後は頂点に立ちたいところ。頑張りましょう。
それにしても今日の相手のFC東京。
このチームを毛嫌いするレッズサポの方も多いと思われますが、東京側も「浦和には負けられない」と思う人間もいるみたいで、試合もダービーっぽい雰囲気になる。私も正直そんな感じ。(でも試合は決してダービーとは認めたくない。)
では、なぜこんな感情が生まれてしまったのか。東京側がどう思っているのか知らないけど、私の場合下の通り。
・浦和がJ1復帰した2001年、前年FC東京で大活躍したトゥットを獲得し、初対戦時東京サポがそのトゥットを虚仮にするコールをしたこと
・同じく我らが福田正博に対しても同様のコールを行ったこと
・上記2つなどが原因で起こったあの出島事件
・2002年、それまでずっと浦和(三菱)でしか選手、コーチ、監督をやっていなかった原博実氏が東京の監督に就任したこと
・2001年〜2003年の3年間リーグ戦で浦和は東京に勝てなかったこと
まあこんなところでしょうか。(他の浦和人もまあ似たようなものでしょう)
さらに2004年、ナビスコ決勝の対決もそうだけど、その頃には、プチ鬼門となっていた味スタ(旧東スタ)でも勝利をあげていたし、特別な感情もある程度は和らいでいました。
(まだ天皇杯がありますが)今回勝ったことで初めて東京に負けなかった年になりました。今はでどうでもいいけど、過去の経緯を思い起こしてみたら、まあ良かったなあと(^^;
■過去の対戦成績■
01年 ●浦和 1-3 FC東京(駒場)リーグ
01年 ●浦和 2-3 FC東京(東スタ)リーグ
02年 ●浦和 0-1 FC東京(埼スタ)リーグ
02年 ●浦和 0v1 FC東京(東スタ)リーグ
03年 ●浦和 0-1 FC東京(埼スタ)リーグ
03年 △浦和 2-2 FC東京(駒場)ナビスコ
03年 ○浦和 2-0 FC東京(味スタ)ナビスコ
03年 △浦和 1-1 FC東京(味スタ)リーグ
04年 ○浦和 2-1 FC東京(埼スタ)リーグ
04年 ●浦和 0-1 FC東京(味スタ)リーグ
04年 ▲浦和 0-0 FC東京(国立)ナビスコ
04年 ○浦和 2-1 FC東京(埼スタ)天皇杯
05年 ○浦和 2-0 FC東京(味スタ)リーグ
05年 ○浦和 2-1 FC東京(埼スタ)リーグ
#ちなみに個人的に最も負けたくない相手は相変わらず『鹿島アントラーズ』なのです。
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