Archive for March 2007
21 March
ASIAでひと暴れしようぜ!
■ACL グループステージ第2節
シドニーFC 2-2 浦和レッズ(AUSSIE STADIUM)
浦和レッズの海外での初の真剣勝負。この試合にどれだけの価値を求め見出すかは人それぞれでしょうけど、個人的にこの試合だけは絶対に参戦せねばなるまいと思い続け、ようやくこの日が来ました。
世界へ飛び出しそしてその初戦。選手達がピッチに入り第一声をスタジアムに響かせ、そしてその感動を選手達と共に共有できる最初の瞬間はここでしか味わうことができない。どうしてもこの試合にこだわりました。
もちろんそれは傍からすればどうでもいい話で、我々の目的はシドニーで勝ち点を奪うこと。
1次リーグ突破に向けて当面のライバルと目された上海がどうも予想以上に弱いようで、ターゲットはシドニーに変わろうとしています。
このオージー野郎共からなんとか勝ち点を奪いたい。
場内のばかでかいBGMに、気合全開で放った「ウォーリア」がかき消される中で始まった試合は、いきなり痛すぎる先制パンチ。
なんかブルズカップといい、海外での試合はこんなんばっかりじゃないか?!
スカスカだったスタジアムが気がつけばびっしり。いきなりドカンと盛り上がり、いっきにアウェイの雰囲気に。
日本とは桁違いのスタンドのどよめき。ありとあらゆる場所からチャントが発生する可能性のあるスタンド。こうでなくて・・は。
完全にシドニーのリズム。場内の雰囲気にも押されレッズはまったくボールをキープできず。
そしてさらに20分。自陣ペナルティエリア内で、闘莉王、坪井のレッズ自慢のDFコンビがスルスルと交わされたと思った瞬間、相手が転び、ジャッジはなぜかPKに。
おい、それはねーだろっ!
抵抗も虚しくサクっと決められ0-2。
完全に厳しくなってしまった。改めてアウェイの厳しさを痛感。
しかしここから徐々に変化が。
レッズのボールタッチが増えてくると、少しずつ攻めのかたちが見え始め、迎えた30分、闘莉王が相手ボールをカットし、右の暢久に繋げると、暢久はそのまま前線へ。キープした後に中に切り込むと、中央で待っていたフリーのロビーへパス。ロビーがそれをダイレクトで打ってキーパーの届かないゴール左へ決まり、まず一点。
どんどん運動量の落ちてくるシドニー。
残り10分でネネが負傷退場し、代わりに長谷部投入(→阿部がDF)。
そこからはほぼレッズのリズム。
前半はそのまま終了も、なんとなくいい感じの終わり方。
このペースなら絶対いける!まず一点取ろう!
そんな気持ちから『アレ浦和』で後半スタート。
相変わらず相手の足はほとんど動かず。
一応、現地は日本でいうと7月8月並の気候ですからね。慣れているとはいえ飛ばしすぎれば当然スタミナの消費量も激しいでしょう。
そしてレッズペースのまま9分。
波状攻撃からロビーが右へ。そこからクロスを放り込むとキーパーが飛びついてキャッチ。・・・と思ったらポロリ。すかさず目の前にいた永井がそれを押し込んでゴール!!ついに同点!!
よっしゃいけるぞ!
このまま、まくってやろう!
すでに暢久が最終ラインに入り気味のポジショニングとなっていたレッズ。
15分経過したところでその暢久と平川を交代し、完全な4バックへ(?)
しかし、このあたりから反撃のシドニー。
きつい時間もなんとか凌ぎ、ゴール前のFKも都築がスーパーセーブ。
なんとなく苛立ちが伺える場内スタンドはだんだん殺気立つ感じへ・・。
その空気にも負けじと、
『We are REDS』
『ララ浦和』
『COME ON URAWAREDS』
『アイーダ』
『PRIDE OF URAWA』
出し惜しみせず、使えるものは全て使い、とにかく残り時間を絶えよう。できれば1点取りたいが、まずこの勝ち点を失いたくない。
途中平川が削られ、代わって細貝がピッチへ。
残り5分。
裸の人(S氏)の水が飛び交う中最後のひと踏ん張り。
ロスタイム2分も無事乗り切って、そしてホイッスル。
いやー、選手達は良くやりました。
もちろん、「ウラワなんてただの弱小チーム」という印象をオージー達に大きく与えてしまった最初の失点は非常にいただけないですが、それでも理解し難いPKなどある中最後はこういう結果に終わり、そしてこの雰囲気の中で奪った勝ち点は非常に価値のあるものでしょう。
でも本当は凱歌の『We are DIAMONDS』を歌いたかったんですけどね^^;
私としてはこの初めての海外アウェイで受けたインパクトは今後忘れることはないでしょう。
もう日本ではどこ行ってもアウェイを感じることはありません(笑)
もちろん、日本語どころか英語さえも通じない国、中東や反日感情の高い国などではもっと過酷なものであるのでしょうけれども・・。
さて、アウェイでシドニーからの勝ち点獲得という目標達成の余韻も程々に、次はJリーグ。大分戦に切り替えです。
国内では浦和からは比較的行きにくいスタジアムの一つではありますが、先ほども書きましたが12時間以上のフライトを体験した身では大分なんて全然w
電車やバスの乗り方、タクシーも日本語通じるし。チョロイもんです。
当然試合では気は抜けませんけどね。そこはしっかり。
個人的にも大分はここ数年で負けたくない相手、負けたくない場所の一つとなっているし、当然勝利しか考えていません。
調子の良いガンバや名古屋に置いていかれないようにしっかり勝ち点3を取ってきましょう。\(^o^)/(←永井ブログ風)
というわけで以下今回の遠征詳細です。
-1日目- 3/20(火)
午前10時には成田到着。
しばらく日本食は食えないってことでコレ。
アイマスクや小銭入れなどを入手し、さらに海外用の携帯をレンタルできるってことで早速借りに行くことに。
カウンターまで行き、そして↓のようなやりとりが。
「どちらまで行かれますか?」
「シドニーです」
「・・アメリカですか?」
「え?いや、シドニーです」
「・・・どちらの国でしょうか?」
はあ?
( ´,_ゝ`)プッ
「オーストラリアです」
ありえねェ〜
国際空港で働く人間がそんなんでいいのか?w
その後、そろそろ時間になってきたってことで出発ゲートまで向かったのですが、列にならんだところでパスポートの紛失が発覚。
これだけは気をつけなければと思っていたのですが、いきなりここで失くすとは・・_| ̄|○
すぐに今まで通ったところを一通りまわって、そしてさっきの携帯のレンタルカウンターで「ありました」との報が。
人をバカにしてるからこんなことになったのでしょうか。。
インフォメーションまで連れて行かれ、面倒な落し物返却書類を
書かされました・・。
いっきに冷や汗が噴き出してしまいましたが、まあとりあえず見つかって良かった・・。
午後14時過ぎになんとか成田を出発。
そして2時間ちょっとで到着。韓国に。
なぜ、韓国に・・
高い直行便を避けて、乗継で少しでも安くってことで、ええ。
まあ、韓国は近いうちに絶対来ることになるでしょうから。来年もうちらはACLありますしね。多少言葉とウォンに慣れておくってことで。
ロンブーの抜き打ち私服チェックばりの金属探知機で、厳重な身体チェックを受けた後、空港内を散歩。
ケンタッキーの店で「あずき粥」なる謎の食べ物を食してみました。
予想通り、あまり美味くない。つかこれ、ただのホットなつぶあん。
そもそもなんでケンタッキーの店で売ってるのか。
ちなみにこれで2800ウォンでした。
(1000円=7000ウォンちょっと)
その後、水と謎のお菓子を買って、搭乗ゲート前へ。
しばらく休んでいたら、空港内で仲間の名前がアナウンスされ、もちろん名前意外はハングル語のため内容はわからずで、でも空港内にアナウンスするぐらいだからただ事じゃないんだろうなと、急いでカウンターへ。
カウンターへ行ってみると、やはりハングル語でなにやら言ってくるのですが、全然わからん!誰か助けてくれー
このままだと搭乗できないのだろう。提示する書類になにか足りないものがあったのだと思い、パスポートから搭乗券、トラベルカード、オーストラリア入国登録証などすべて出してみるものの、どうも違うようだ。
職員の一人が
「モニター、モニター」
と言っているのに気付き、さらに
「シート」
「ブレイク」
と聞こえたところでようやく判明。
要は、仲間の前の座席のシートに付いているモニターが壊れていたのです。
出国できないわけじゃないことがわかって一安心。
その後座席を変更するか?みたいなことを言ってきたので、そのままでいいということを説明して。なんとか一件落着。
ったく、モニターぐらいで空港内アナウンスしないでくれよ。
つか、いくらモニターとはい言え、壊れてるって・・・。
大丈夫なのか?コリアンエアー。
とりあえずなんとか19時半に韓国を経ってシドニーへ。
機内食は当然韓国料理。
韓国にくる便の中でもそうでした。
ちょっと辛めの韓国風中華丼みたいな。でも中華じゃないので、つまり、韓国丼?
そして地獄の12時間フライトへ・・。
-2日目- 3/21(水)
なかなか寝れない中でもなんとか1,2時間眠り、ふと目が覚め窓の外を見るととついにオーストラリア大陸が!
機内での朝食後、少しして着陸。
キングスフォード・スミス国際空港。
無事に到着したのはいいものの、空港でのトラブルと飛行機で既にかなりのお疲れ状態・・。これから10数時間後に試合だってのに。
外に出ると、もわっとした蒸し暑〜い空気。
確実に30度近くはあると思われ。
しばらくして送迎バスによりホテル前まで移動。
この時点で9時半(現地時間)。
ホテルのチェックインは14時、スタジアムへの出発は16時半ということで、しばらくフリータイム。
とりあえず、シドニー市内を徘徊することに。
まずはオペラハウスを目指し、地下鉄に乗りマーティンプレイスへ。
地下鉄を降りて、
・・ここはどこだ??
地図を見ながら悩んでいたら、謎のオーストラリア人に捕まる。
「迷っているのか?案内してやるよ」
みたいなことを言われたので、
オペラハウスに行きたいと伝えてみる。
ついていって大丈夫だろうか?そのまま拉致られないだろうか?
不安を抱きながら、半ば強引に連れて行かれ、しばらくしたら
「この道をまっすぐいけばOKだ」
みたいなことを言っている。
おお!いい人だった!
感謝の言葉と握手を交わし、オペラハウスへ。
しばらく歩くと見えてきました。
さっきの人はやっぱりいい人だった!
間近で。
オペラハウスから見えた景色。
こちらはハーバーブリッジってやつでしょうか?
さすがに観光地だけに、ちらほらレッズサポの方も見受けられました。
一通り見て、来た道を戻りハイドパークへ。
見上げるとシドニータワーが。
そして隣にある聖メリーズ大聖堂。
中に入って祈ってきました。
公園で一休み。
それにしても暑い!
あまりに暑い為アイスなど買ってみたり。
鳩などの鳥がいるのですが、中には変?な鳥も。
しかもコイツ、逃げません。
昼食ということで。繁華街へ移動。
とりあえずビーフを。
食事を終え、散歩しつつタクシーにてホテルへ。
途中海軍の軍艦っぽいのを発見。
13時過ぎにはホテルに戻り、ロビーで休憩後。
チェックイン。
既に汗だくだったため、シャワーを浴び、軽く仮眠して、いよいよスタジアムへ!
直行便だからみんなユニに着替えてます。
ロビーが赤い人だらけになった為、ホテルのフロントの人が目を丸くしていました(笑)
さあ出発!
チケットも手にし、テンションUP!
15分程度で到着。バスを降りてしばらくして見えてきました。
そしてオージースタジアム。
どんどん集結する赤い人たち。日本であるような並びはなし。なのでもちろんガムテもありません(笑)
しばらくすると、みんなが通りの方に移動しているので行ってみると。
来ましたよー、物々しい人たちが(笑)
ウラーワレッズ!
というわけで、BOYS到着。
すかさず決起集会!
なぜか一緒に並ぶシドニーサポに向かって、
「シドニー!シドニー!くそったれっ!」
「シドニー!シドニー!くそったれっ!」
いくら言葉がわからないからってw
そこにいたオーストラリア人がみんな口あんぐり状態で驚くばかり。
次第にカメラでパシャパシャやりだす人も(笑)
しばらくして開門。
みんな一斉にKゲートへ・・
そして中へ。
4万のキャパの割にはこじんまりとした印象。
ゴール裏の傾斜とかの感じから、博多の森のグレードアップ版って感じ。なんとなくですが。
ビールも売っていました。
5.2ドルぐらいだったでしょうか。まあ妥当なところ?
しばらくして、席詰め。そして臨戦態勢へ。
選手達も入ってきて、いよいよです。
スタメン発表はレッズの選手も写真付きでしっかりアナウンス。
日本のようにビジターはアバウトってことがないのね。
「ファビオ・ブリトー」
って誰?と思ったらそういえばネネのことだった(笑)
シドニーの選手で知っているのは元広島のコリカぐらい。
闘莉王とコリカはその時のチームメイト。
ちなみにレッズとシドニーの親善大使といえばゼリッチですよね。
スタジアムに来ていたようで。会いたかったなぁ。
試合前のあまりの緊張感ないホーム側を見て、余裕で勝てるのでは?と思いましたが、やはりそう甘くはなく、なんとか引き分けて価値あるドローに。
ウラーワレッズ!!
皆さんお疲れさまでした。
ちなみに、浦和側のゴール裏に宮本や稲本の代表ユニを着ていた現地の人が居たのは内緒ですw
中には「NISSAN」のロゴが胸に入った某青いユニの人も。ありえねーw
帰り支度をしてスタジアムの外へ。
試合中もなんとなく殺伐としていたし、2-0から追いつかれたぐらいだから、シドニーサポはさぞ頭に血が上っているのかと思いきや、なんか楽しそう。なんとなくW杯で盛り上がっている人のような感じで、しかもレッズサポにかなりの有効ムード。
私も何人かに、
「ナイスゲーム!」
と握手を求められました。
浦和普及活動の一環?として、レッズのミニフラッグを何本か持って来てたので、その人たちにあげたらエライ喜んでおりました。
どうやら現地の人たちは浦和レッズに相当驚いていたようです。
ホテルに戻り、周辺のバーやレストランなどの店は赤い人たちだらけ。もともと歓楽街ということですが、なんとなくお祭りムードで浦和レッズ旋風が巻き起こったような感じ(笑)
近くのコンビニ(のような店)に入ったら、店員が私のユニを差し、
「そのシャツはいくらぐらいするのか?」
みたいなことを言ってきたので、適当に
「100ドルくらい?」
とか言ってみたら、
「買いたいんだけど」
とか言い出し、大事なユニなので断ってしまったのですが、
今考えたら売ってあげればよかったとちょっと後悔。DHLユニだからまた買えたし。
すでに23時をまわっていて、翌日も早いため、ホテルに戻って仲間と勝ち点1の祝杯を軽く上げたあと直ぐに就寝。
-3日目- 3/22(木)
朝5時半にたたき起こされ、ホテルのフロントにミニフラッグの最後の一本を渡し、6時半には空港へ出発。
新聞の扱いは意外と地味でした。見た新聞が悪かったのかな?
空港に到着し、チェックカウンターの人がこちらを見て、なにやら手をパンパンと叩いて、ゲッツのポーズをしきりに繰り返しているのですが、昨日の試合をテレビで見ていたらしく、どうやら浦和レッズコールの真似をしてたらしい(笑)
でもこんなに友好的なのは、ここぐらいではないでしょうか。少なくとも上海やインドネシアでは絶対ないだろうなあ。
軽くお土産を買って出発ゲートへ。
帰りももちろんコリアンエアーです。
さらばオーストラリア。
来年ももしかしたら、シドニーではなくとも来るのかもしれませんね。その確率は結構高い。
離陸の時に、個人的に今ハマっているLOSTを思い出し、ちょっと恐かった(笑)
機内で韓国料理がっつり3食。
遠征中の食事の6/8が韓国料理(機内食)でしたが・・
日本時間夜22時頃に成田に無事到着となりました。
非常に得るものが大きかった今回の遠征。
そもそも大会の価値として、個人的には『Jリーグ>ACL』、つまりJリーグの方が大事だ、という位置づけでとらえていたのですが、(開幕のケディリ戦でも少し思ったのですが)ACLに対する考え方はまったく変わってしまいました。
またチャンスがあればぜひ。
ちなみに次回の海外遠征は未定です(笑)
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17 March
そして2−0で勝利
■Jリーグ 第3節
浦和レッズ 2-0 ヴァンフォーレ甲府(埼玉)
前節、勝利目前に残念ながら勝ち点2を失ってしまった我々ですが、しかし長いリーグはまだ始まったばかり。これからです。ホームでしっかり甲府に勝って再出発を。
試合は序盤からレッズにチャンスが。
永井が相手ゴールキーパーをかわしてシュートを放つも、惜しくもサイドネットへ。
天を仰がない永井。
すぐに起き上がり次のプレーのためにポジションを戻すあたり、やはり調子の良さ、というか、試合に臨む気持ちの違いが良く表れているなと。またそれは、No,9の前任者らしくもあり。
その後お互いチャンスがあるも得点には至らずで前半終了。
レッズはオフサイドばかりとられた印象で、どちらかというとシュートは甲府のほうが多かったような。枠は外れてはいましたけど。
そして後半、10分過ぎのところでようやく先制点。
伸二の素早いスローインがロビーへ。それをヒールで後ろへ流すと、そこへ走りこんでいたのは闘莉王。左サイドを駆け上がった闘莉王は中央へセンタリング。それをシトンがDFをブロックしながら足になんとか当ててゴールに流し込んで先制。
さらに25分。永井のくさびとなるプレーでロビーへつなぎ、ロビーが伸二ばりのアウトサイドパスで相手DFとキーパーが触れないボールをシトンへ通すと、それをシトンは一度はキーパーに当てるもこぼれ球を再び蹴りこんで追加点。
これで2-0。
私としてはここから『ウォーリア』をやりたいぐらいでしたが、選手達はしっかり意識はしていたようで。
その後、怪我から戻ってきた長谷部がついに登場。長谷部は中盤に入り、阿部が代わったネネのところへ。代表3バック初披露です。
それから何度かシトンのハットのチャンスがありましたが、ものにできず。
最後、ロスタイムに岡野を入れるあたり前節の流れを酌んでいるのかなと。時間稼ぎ交代ってあまりギドはやらなかったですからね。
個人的にリードしてからの時間稼ぎは大好きなので、コーナー付近でボールキープしたりするのとかももっとやっていただきたいんですけども(笑)
そして今度こそは危なげなく勝利。
試合前は「最低3-0だ」なんて話していたのですが、結果は2点。内容的にはやはりもっと取れていたとは思いますけども、まあそれはチーム状況が徐々に良くなっているということで。
これからどんどん勝ち点を積み上げていきましょう。
さて、リーグのほうは2週間ありませんが水曜はACL予選第2節です。
コールリーダーは「勝ち点1を奪えれば・・」と言ってましたが、確かにアジアは、特にアウェイでの戦いは甘くないだろうし、アウェイで勝ち点1を奪えればそれはそれで有利になるから当然ですけど、でもやっぱりやるからには勝ちたいですよね。
シドニーより上海のほうが強いと思っていたのですが、上海が開幕戦でしかもホームでシドニーに敗れて、まったく強さがわかりません。やはり合併で上海が弱くなったのか、シドニーが強かったのか(でも国内リーグの順位は・・)。それとも大した差はなかったのか、番狂わせだったのか。
この未知なる相手との戦いにゾクゾクするものがありますが、相手は既に世界を経験しているチーム。簡単にはいかないだろうだろうけど、なんとか勝利を。そして浦和レッズというものを見せつけてやりましょう!
【おまけ】
?「HOUSE OF LOVE」
開幕では気がつかなかったのですが、出だしの後に「他会場の途中経過、並びに結果」が入らなくなったのですね。
「HOUSE OF LOVE」は試合に気持ちをもっていくのにこれ以上ない曲であると思いますけど、今年はさらに気合と集中力を持続していけるようになりました。朝井さんありがとうございますm(_ _)m
?駒場らーめん
個人的に試合前に欠かさず食べるようになった駒場らーめん。が、今年から変わりました。変わってしまいました・・
値段が800円になったこともさることながら、一番ショックだったのはやはり味が落ちてしまったこと。
麺が増量なのはいいのですが、どうもこの麺が好きになれない。しかもチャーシューも大きめになったのですが、これもどうも・・。
どうにかして以前のに戻してくれないものでしょうか?試合前の大事な一杯なので。
新しいのは、値段上げてもいいからもっと具を増やしたりして「埼スタらーめん」とかにするとかにしたりするなどして・・。
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11 March
アウェイ一発目
■Jリーグ 第2節
アルビレックス新潟 2-2 浦和レッズ(東北電ス)
去年のレッズはホームで負け無しという成績でした。が、アウェイは・・・
特に夏からの後半戦は、等々力で川崎にこそ勝ちましたが、あとは降格組みに勝ったぐらいで(大宮戦はホームとして)ほとんど勝てなかった。というか勝っていない。最後に勝ったのが西京極での試合だから、半年近く勝ってません。
今年の目標の一つはアウェイの勝率UP。
まずこの新潟戦で勝って、なんとなくあるアウェイの苦手意識を払拭する。それが開幕2連勝という結果にも繋がり、非常に大事な一戦です。
しかし、試合は・・・
いや、2-0までは完璧な内容だったと思います。
それでも前半はやや苦しかったですが、30分のシトンのゴールで優位に立つと徐々に安定した試合運びへ。シトン待望の2007年初ゴールがようやく決まった!
・・と思ったら、ハーフタイムに、前半のゴールがシトンではなく永井だったことが判明。
シトンではなかったことが残念ではありつつも、永井が3戦連続ゴールということで、それはやはり嬉しかったですね。
そして後半半ば。今度こそ正真正銘のワシゴールが!
ゴール後のおなじみの胸を叩くパフォーマンス。いつもなら
「俺にまかせれば大丈夫なんだよ!」
という感じですが、今回ばかりは自分自身になにか言い聞かせているような、ホッとしているような印象を受けました。でも本当に良かった。
この時間帯あたりからは、良いときのレッズのサッカーがしっかりできていたかと。素早いプレスで中盤でボールを奪って、すかさず攻撃へ。ボールがまわり、スペースに人が走りこんでサイドをうまく使い、フィニッシュまで流れるような展開。正直勝利を確信してしまってました。2-0がサッカーで最も危険なスコアであることを忘れて・・
最後の5分。ゴール自体は良くわかりませんでした。
メイン、バック、向こうのゴール裏が総立ちになるのだけは2回ともはっきりわかったのですがね・・
1失点直後になんとしても同点だけは阻止しなければいけなかった。
まずそれが悔やまれました。
88分から2点差を追いつかれるなんて絶対にあってはいけないこと。それが王者であればなおさら。プライドもくそもあったもんじゃない。
これは勝ち点2を落としただけでなく、それ以上のダメージです・・。
「2-0からのウォーリアー」をやってでも何でも、こういうことは二度と起きないようにしなくてはなりませんね。
今回の試合は結果的には最悪でしたが、でも良いサッカーができたいたのも事実。
とにかく次の甲府戦で再出発しましょう。
さて、今回の遠征について。
昨年の11/23の甲府戦から、
11.23 埼スタ
11.26 味スタ
12.02 埼スタ
12.16 埼スタ
12.23 埼スタ
12.29 国立
01.01 国立
02.24 国立
03.03 埼スタ
03.07 埼スタ
ときていて、名古屋戦以来久々の首都圏外への遠征。
そして新潟は・・・
途中の越後川口SAにて。
いつものバスは12時前に現地到着。
すぐにスタジアムへ。
ネーミングライツを取得したという東北電力・・
14時前にスタジアムの中へ。
人はそれを「新たなダービー」(明治製菓vs亀田製菓)
・・・とは言いません(^^;
とてつもない寒さと吹雪の中の劣悪な環境下での試合。まさにアウェイ。
乾燥肌の私の手のひらの肉はすぐさまパックリいってしまいました。
試合後手が血まみれに・・
せっかく元旦以降治ってきていたのに(´д⊂)
うーむ、甲府戦までに治します。
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07 March
世界への第一歩
■ACL グループステージ第1節
浦和レッズ 3-0 ぺルシク・ケディリ(埼玉)
ついにこの日が来ました。
掴みかけて掴みきれず、届きそうで届かず、そしてACL出場が決定して待つこと1年ちょっと。ようやく浦和レッズがアジアへと踏み出す記念すべき日。
最初の「カンペオン」はチャンピオンとして、ではなく世界で輝けという願いから(と解釈しましたが)。
俺たちは、アジアに、世界に「浦和あり!」というのを見せ付け、浦和レッズの存在を世に知らしめなればいけないのです。そういう意味で前回記事で書いたノルマの30-0。もちろんスコアは大袈裟なものですが、とにかく点を取れるだけとって、勝ちたい。
試合開始直後の3,4分は様子見で、先制点を奪わなければいけない
(個人的に設定した)時間があっという間に経過。
相手との力関係がわかるとあとはもう圧倒的にレッズ。レベルが違いすぎる。
というか相手にやる気が感じられない。
わかりやすくいうと、テンションがちょい下がり気味のラフプレーのない静岡FCってところ(ってわかりにくい?!)。
まあやる気のなさは試合前から感じてはいたのですがね。
見知らぬ相手に、見知らぬ相手サポ。一体どんなやつらが埼スタに乗り込んでくるのかと思ったが、ウォーミングアップに出てこないわ、サポも居ないわで、挙句の果てにサブの登録メンバーも少なめ。
こんな奴らは徹底的に叩きのめさねばなりません。
先制点は12分でした。
コーナキックからゴール前で暢久が蹴りこみ、相手がブロックするもシトンが押し込んでまず1点。
ようやくワシが決めたのか!と思ったら、暢久の最初のシュートで入ってたようで。
それにしても最初の1点に12分も要してしまったのか・・と出遅れた印象。
このペースだと10点も取れないんですけど。
このまま得点を重ねていきたいところでしたが、イージーミスやアンラッキーな部分もあり結局追加点は前半終了間際にロビーからのパスを右で待っていた永井が蹴り入れてのゴールのみ。2-0で前半終了。
バルサが2-0で前半を終えたにも関わらず、格下相手に不甲斐ない試合内容のためカンプノウが大ブーイングに包まれるというシーンを見たことがありますが、それをちょっと思い出してしまいました・・
さすがに直前に永井のゴールがあったのでブーイングはありませんでしたが。
しかし後半になるといよいよという感じで・・
アグレッシブに来ない相手の動きにあわせがちで、遅いビルドアップに、あからさまに少ない運動量。
そして20分過ぎにまさかのシトン交代。
ブルズカップからなんとなく続いているレッズの不調。やはりレッズが調子を上げて波に乗っていくには絶対的エースの力が必要であって、それは今のレッズでは間違いなくシトン。
本当は今回5点ぐらいは軽く取ってもらう予定だったのだが、プランが崩れたので、この試合のためだけではなく、今後を見据えてと言う意味でも、せめて1点(今シーズンの初ゴール)だけでも取ってから交代して欲しかったのですが。もちろんオジェックの考えも理にかなったものだとも思いますけども。
ユニ投げ捨て行為もあってますます雰囲気が悪くなり・・・
しかし、この雰囲気を代わって入った岡野が一掃。
そして岡野が走ることによりチーム全体が徐々に活性化。
とにかく追加点。
はやる気持ちを相手キーパーにブーイングでぶつけてましたが、そしたらこのキーパー、レッズゴール裏を挑発してきやがる!
こういうのはJでは滅多に見られない光景ですよね。
そしてこの直後、伸二の左ミドルが炸裂!
先ほど挑発してきた相手キーパーはただ無様なだけでした。
もちろんこの後も貪欲にゴールを!
ラスト10分、相馬を下げて平川投入で勝負、も、4点目を奪うことはできず結局そのまま試合終了。
浦和レッズのアジア初戦は、3-0で勝利。
勝ったのに負けた感じ。それは、どこの山奥にいるとも知れぬこのわけのわからないチームにではなく、上海やシドニー相手に・・。
明らかにレッズはグダグダだった。
こんなんでいいのか!?と言いたいことはいろいろありますが・・・、・・まあ初戦だったということで。
とりあえずリーグに切り替えです。
せっかくの8年ぶりの開幕勝利というものを無駄にしたくはありません。
スタートダッシュのためにはまずここで連勝というかたちで結果を出すこと。非常に重要な第2節。勝って帰ってきましょう。そして願わくばシトンのゴールも。
#つか、この時期にナイターは厳しいでつ(´д⊂)
それにユニ&スーツのズボンというスカスカの格好もまずかった
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03 March
勝利の始まり
■Jリーグ 第1節
浦和レッズ 2-1 横浜FC(埼玉)
2007Jリーグ開幕。V2を目指すべく始まった新たなる闘い。
開幕というのはやっぱり勝ちたいですよね。ここ数年我々にとって厳しいカードが続いてましたが、ようやく勝てそうな相手が組まれました。油断はできないけど、とにかく勝って幸先良いスタートを切りたい!今年こそは!
試合は当然終始レッズペース。
ゼロックスがあんなでしたから、最悪0-0なんていう結果も考えずにはいられませんでしたが、それでも1点取っちゃえば4-0はカタいと。しかし、20分経っても先制点が奪えずで、こうなってくると徐々に悪循環が始まってくるわけで・・
そんな嫌な予感をロビーが払拭。
シトンとのワンツーでゴール脇を突破しゴール前に鋭いボールを入れると、相手DFに当たり、キーパーがかき出しきれずそのままゴール。
悪循環タイムに突入する前のいい時間でのゴールでした。
そこからはもう2-0、3-0・・といく予定でしたが、前半終了間際に久保にロングシュートをぶち込まれてまさかの同点。
そして前半終了。
気を取り直しての後半。
ボールは支配しているのですが、いくらボールポゼッションで勝っていても最後の部分で詰めが甘く決定的なチャンスを作れず。徐々に動きは減っていき、そしてどんどん時間は経過し、交代もなく・・。
なんとなくゼロックスの空気を引きずっているような。
しかし30分過ぎから伸二が真ん中で捌き、右の暢久、永井、左の相馬からどんどんクロスが入るようになると、ようやく波状攻撃モードへ。そこへ「アレ浦和」を乗せた瞬間、なんとなく勝ったなと。
そして残り5分というところで永井のゴール。ゴール前のこぼれ球を受け、混戦をスルスルと抜けて渾身の一撃。もちろんしっかりキーパーに当ててます(笑)
あとは危なげなく試合を終わらせて、ついに開幕勝利!
しかし最後のオジェックの笑顔のかけらも見せない表情が印象的でしたが、まあそれもそうですよね。
いくら開幕で勝ててないとはいえ、J1王者がJ2から上がってきたばかりの相手なんかにホームで敗れることはもちろん、引き分けさえも許されないことですからね。それにゼロックスのこともありますし(ブルズカップも)。嬉しさよりもまずホッとしたというのは当然ですね。
で、今回の相手の横浜FC。
私としては基本的には「フリューゲルス」という認識なのですが、当事者からしたらこれは暴言になるのでしょうか??
サポもどうしても当時のティンパニ?を叩いてるイメージが強いのですが、もう使わなくなっちゃったのかな?野郎くさい印象は相変わらずでしたが(笑)
ま最終戦でまた。
さて、4日後はもう一つの開幕、ACLです。
ACLの当面の目標である予選突破に向けて課せられた初戦のノルマは勝利。ではなく30-0の圧勝(2,3分に一点のペースですが・・)。
長らく待ち望んだこのACL、個人的に非常に楽しみです。やってやりましょう。
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masanori |
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