Archive for April 2007

29 April

再出発

3ポイント!
■Jリーグ 第8節
 鹿島アントラーズ 0-1 浦和レッズ(カシマ)


前節あってはならない敗戦を喫し、その分を取り返す意味でもどうしても勝ちたい今回の試合。上海から帰ったばかりとか、苦手なカシマだとか、シトンがいないとか言い訳無用。勝ち点3を取るためにやるしかありません。

試合はシトンに預けるパターンがなくなった分、永井の動き出し、中盤のゲーム作りと前線への飛び出しに注目でしたが、いきなり危ない場面ありのバタバタした展開。それでも徐々に落ち着き、やりづらいピッチの中、一進一退の攻防へ。

お互い何度かあったチャンスをものにできず、そのまま前半終了。

後半開始後、DFと都築の集中切れ?で、キーパー不在のゴールにシュートを打たれるというあわやの場面を招くもなんとか失点は免れ、先制は許さず。

そしてその後、左サイドの突破に成功した啓太が周りを見て逆サイドの暢久へ。暢久はダイレクトで折り返すと、そこに走りこんでいたのはロビー。確実にゴールに突き刺してついに先制ゴール!


この一点によりどんどんボールの流れがスムーズになっていき、敵地にて鹿島とのレベルの違いを見せ付けるレッズ。

ラスト15分近くになると向こう側から『聖者の行進』が。
鹿島のこれはいつ聞いても気分いいね!
だって奇跡が起こったことなどないし(笑)
ああ勝ったな、と・・までは思いませんけれども・・。

だからこそ最後も『ウォーリア』で。
終了間際に岡野、ウッチー、セルが矢継ぎ早に投入され”総攻撃”返し。

ロスタイムもしっかり乗り切り、勝利となりました。

鹿島にカシマで勝つのは実に気持ちがいい!それも完封で。
この1週間JリーグからACL、ACLからJリーグと切り替えの難しい感じできていましたけど、これを機にどちらも波にのっていきたいですね。
次は埼スタ千葉戦。ホーム記録もまた1から築き上げていきましょう。


【今回の鹿島遠征】

昼過ぎに鹿島到着。
暑い!

MPは人いっぱい。
モツ煮どうよ

レッズ側並び。今年はロープでしっかり仕切りがあり、列の後方も列が整然としていて、警備員がしっかり働いている!
やればできるんじゃん

ここで仲間と、I氏チームと合流。
とりあえずみなさんに上海のお土産を。というか勝ち点3じゃなくてすみません・・。
いつもの仲間から「上海やきそば」のおみやげリクエストがあったのですが、そんなもんどこにあるのかわからん!そもそも上海やきそばってどんな特徴があるのかも良く知りません。つーわけでコレ(笑)
いや、やきそばはやきそばだし、一応ちゃんと日本では買えないバージョンだし(笑)
さらに良くわからないもの(※前回記事参照)を快く受け取ってくれるリーダー。食べた感想は?。


そして13時過ぎにスタ突入。
いくぞ

相変わらず激戦の席取り。既に席は無く・・
中へ

まっ、とりあえずモツ煮でも。
葱だく

珍しくセンターサークルシートなんかも出てたり。
総攻撃じゃなかったけど

今回は上も始めからREDS。
まあ当然だが

選手登場。
ウーラーワ カモン!カモン!カモン!
いこうぜ

そして勝利!カシマで3度目。
素晴らしい

皆さんお疲れでした。
気をつけて出国してください(笑)


さて、リーグ戦は埼スタ3連戦になります。千葉、大宮にしっかり勝ち、ガンバを迎え撃ちたいですね。まず千葉戦を確実にとりましょう。

気持ち新たに
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25 April

浦和的戰鬥去上海

こんなもんじゃないよね?
■ACL グループステージ第4節
 上海申花 0-0 浦和レッズ(上海浦東源深体育場)


今回のACLの予選の相手の中で一番近場となる上海。アウェイ3試合のうちレッズサポが一番集まるところはここだろうと。どうしても皆で乗り込む様を体感すべく、もともと都合が悪かったのですが調整がついてなんとか参戦決定。それにシドニーはあまり「アジア」って感じじゃなかったですし、まず近隣の国にインパクトを与えたいですよね。
川崎戦から中3日で、個人的にまだ引きずったままの上海入りでしたが、徐々にACLモードへ。

今回は決勝ラウンドに進むためへの重要な試合。勝ち点0でほぼ可能性のなくなった上海から確実に3ポイントを取らなければなりません。上海にトドメをさすと同時に予選突破に大きく近づきたいところ。

試合はホームの時と変わらず序盤から攻めに出るレッズだが、普段と違うフォーメーションと相手の守備的布陣に手こずり、決定的な場面をなかなか作れず。

長谷部のミドル、シトンのFK、阿部の突破と何度か見せ場はあったものの、アウェイをまったく感じないこの状況の中で結局前半は点を取れずに終了。

後半最初のFKで阿部のヘッドもバーに阻まれ得点ならず。

15分に伸二を下げて平川を。

平川が左に入り、サイド攻撃の狙いもどこかいまいち。

残り15分というところで、暢久が競り合いで相手に手を引っ掛けてしまいイエロー。その直後、スローインで投げどころがなく迷っていると、これが遅延行為とみなされ、2枚目のイエローでまさかの退場に。(大宮公園の悪夢再び・・)

その後、状況を打開すべく岡野を投入。
下がるのは・・シトン。あからさまに不満げな様子。

最後平川のサイド突破からセンタリング→長谷部ヘッドとビッグチャンスも決まらず、結局スコアレスで終了。

どうしても勝ち点3が欲しかった試合でしたが、2を取りこぼしてしまいがっくり。アウェイ初勝利と『We are DIAMONDS』はまたしてもお預けに。

もう一方ではシドニーがやはり勝った為、首位はキープとなりましたが、気は抜けない状況。次のケディリ戦で勝てれば一番いいですが、勝ち点で逆転されない為にまず負けないことが大事になってきましたね。キャプテン暢久と闘莉王が出れない2週間後さてどうする。

そして一方Jリーグ。次はアウェイ鹿島戦。これも負けられない試合です。
なにかとレッズ戦で調子をあげる傾向にあった柳沢がいないのは好都合ですね。ここ2年ほどいきなり2点先取されるパターンで相変わらず苦手なイメージがある場所ですが、逆に04年からカシマで負けていないという考え方にもできます。苦手意識を克服しつつあるカシマでぱっとしない鹿をやっつけて、1週間前の勝ち点を取り戻したいですね。絶対に勝ちましょう。


というわけで上海遠征詳細です。

-1日目- 4/25(水)

今回は仲間が不参戦のためピンでのツアー参戦。

試合当日朝6時過ぎに成田空港へ。
まだ誰もいないし

朝一の便で上海へ出発です。
眠いっす

出発間際に何か問題が発生した模様。
勘弁してよ

燃料タンクの最終確認作業の為遅延。燃料タンクにどれだけ燃料が入っているかが不明のためだとかでかなりぁゃιぃ。本当は燃料が漏れてるんじゃねーの?

結局1時間遅れでなんとか出発。
大丈夫なのか?

大分の件もあったし、やっぱり試合当日出発はリスクが伴いますな。

隣の席の同じくピン参戦であったBOYSとパイプのある方とずっと喋っていたのですが、この方も同じくブルズカップ以外皆勤だそうで、インドネシアの分も含め既に今年に入り遠征費50万使ってると・・。
「私達ってほんとバカですよね(笑)」

機内食で、和食と洋食が選べたのですが、隣の方が和食だったので、
「じゃあ洋食で・・」
って言って、中華丼キター!
どことなく牛丼っぽくもあり

そしてあっという間に上海に到着。
ふう

実はシドニーの前に一度だけ海外に行ったことがあったのですが、それが中国。UJH時代なのでもう10年以上も前の話ですが。
なので、中国に地に降り立つのは今回で2回目。

前回来たときとは確実にきれいになっている感じ。
13年ぶりか
うーん、わからん

なんとか、入国審査と税関審査を通過し外へ。
外の空気

気温は日本よりも少し暖かい感じ。Tシャツ1枚で十分で、それでいてシドニーのような暑さを感じない程度。

すぐにバスに乗り込み、飛行機が遅れたため予定変更でスタジアムへ直行。

途中の道路でやたらクラクションがうるさい。どうやらそういう国のようです。
バスの中から
徐々に上海の中心街へ

小一時間程度でスタジアム到着。
着いた!
源深体育場
中国チック

この時点でまだ14時前。同士達もまだまだいません。キックオフは16時で、開門は15時と聞いているのでまだまだ時間あります。
レッズ側エリアゲート前

ここでようやくチケットゲット。
一応全席指定

何名かの上海サポもいました。
なぜレッズ側にいる

ボール蹴ってたり。埼スタでも見る光景と同じですね。
リフティング

ここで皆で記念撮影をしたのですが、みんなで寄ってさあ撮りますよってところで、さきほどの上海サポ数人がカメラマンの隣にやってきて一緒にカメラを向けてきやがった!おいおいおい!誰が撮っていいって言った!(笑)

徐々に増えていく赤い人たち。
増えてきましたよ

そして徐々に追い込まれていく上海サポw
ていうか貴方達は反対側でしょ?(笑)

トイレがスタジアム内の為、中は自由に入れました。
さらに各スタンドへの入り口に警備員が二人配置されているものの、二人の間を恐る恐る通過してみると特に何も言われず突破成功(笑)
誰もいないスタジアムへ潜入。
電光掲示板側
反対側

看板も。
これ

戻るとだいぶ増えてきました。
そろそろ

ゲート前。今回は決起集会はなしで。
いよいよ

開門はキックオフ1時間前という話でしたが、1時間半前で開門。
再び中へ

中心はメインスタンドやや左。
しかしメインでやるのって・・
ゴール裏方向へ

それにしても椅子がクソ汚ねえ!砂が凄いし、塗料が剥がれてるし、ペンキだか鳥の糞みたいものが付着しているし。
座れたもんじゃない

まだ時間があるため売店探しに。しかしこちら側は何も無し。さらにやたらといる警備員。
多すぎじゃね?

しかし、警備員を良くみるとどことなくやる気がなさそう。
チャンスと思いそのうちの一人をとっつかまえて交渉。
「ちょっといいですか?」
と日本語で話しかけて、おもむろに旗を渡してみた(笑)
浦和を応援してチョw

握手して、
「謝々〜」と。別に怒ってはなく、何か笑ってた(笑)

ただ周りにいた警備員に取り囲まれそうになったため、旗を回収しその場を逃げ去りましたw
ちなみにこの警備員達、入り口から普通に試合を観てました。もまえら仕事しろよw

結局売店を見つけることはできず席に戻って徐々に臨戦態勢。
さあ

そして選手達が登場。
勝つぞ!

それにしてもまったく入らない観客。まあ平日の16時に試合っていっても上海サポぐらいしか来ないんでしょう。
で、その上海サポ。レッズサポの声に圧倒されて、危機感を感じたのか、最初は分裂していたのに(元ユナイテッド系と元申花系か?)、気がついたら一緒になっていました。もしかして我々がきっかけを与え、上海サポにとっては運命的な日であった?

これが
before

↓このように。
after

試合は、残念ながら勝利ならず。
勝ちたかった・・

呆然と立ち尽くしていると、向こう側からブーイングが。
次第に「GO!(帰れ)」コールへと変わる始末。
まあそんなことはそうでも良かったのですがね。ただ勝てなかったショックのほうが大きくて。

とぼとぼと外へでて。皆さんお疲れさまでした。
お気をつけて帰ってください

中にはユニ交換をしている人もいました。

その後夕食の会場へ移動。
レストランへ

祝勝会となるはずが、反省会に。
上海料理

まあ次負けなくてシドニーに勝てば突破だしってことでプラス思考で。

そして上海ユニを頂いちゃいました。
着ることはなさそうだけど

その後夜景を見に移動。やたら明るい上海市内。
○万ドルの?

こちらは東方明珠電視塔。
テレビ塔です

この時点ではすっかり観光モードに(笑)
川沿い

観光地はやはりわけのわからないものや偽ブランド品を売りつけてくる中国人がウヨウヨいます。
「50元。コレ50元」
とか言ってくるのですが、中にはふざけて値切っている人も。そしたら、「センエン」って言い返して来る中国人。・・高くなってるしw
(※1元=16円程)

私は以前来たときに覚えた中国語
「プーヤオ(不要)」
で対応してなんとか(笑)

この日はこの後帰って、スポーツニュースも見ることができず就寝。クラクションがうるさくてなかなか寝付けませんでしたが・・


-2日目- 4/26(木)

朝6時半に起床し、テレビをつけてみるとなんと昨日の試合がやってる!
既に後半35分を過ぎたところでしたが、『PRIDE OF URAWA』でいっきに目が覚めました(笑)
早起きしてよかった

しばらくして朝食をとりに食堂へ。
バイキング形式で適当なものを選んでいたら、目玉焼きを作っているコーナーを発見。すかさず取りにいって、20代と思われる女性社員がそれを焼いて作っていたのですが、いきなり、
「クヮッ」
とか言って、何事か?と様子を見てたら、
「かぁ〜っ ぺっ!」

(うっ・・)

みんな食事をしている中、その辺のゴミ箱だかバケツだかにタンを吐きやがった!

ありえねー。
しかし取った目玉焼きの皿を戻す勇気はなく・・。

食事を終えて部屋戻り、すっかり明るくなった外。
つか窓が汚ねぇ・・。
なんじゃこりゃ

黄砂の影響なんでしょうか。確かに昨日もどことなくスタジアムがホコリっぽかったし。

窓から見た景色

空港への出発は昼過ぎだったため、前日の機内で隣だった人と共にプラプラしてみるかってことで散歩に。
適当にプラプラと

やはり空気が悪い。クラクションもうるさい。洗濯ものは女性の下着でも平気で木とかに干してる。さすが中国・・

周りは高層ビルだらけで、建設中のものも多く、もしかして日本で盗まれた銅とか金属がこういうのに使われているんじゃ?
地震は少ないらしい

自転車も多く、平気で割り込みとかしていてかなり危険っす。
交差点

そして駅を発見。ここなら新聞を売ってそうだ。
今回は電車には乗らず

そして新聞雑誌を売ってるところを発見!
すかさず
「ニュースペーパー」
「シュウキュウ(蹴球)」
とか言ってみるもののまったく通じず。ちゃんと勉強してくればよかった・・。

いろんなことを言ってみて数分格闘したのち、ふと気がついて、ケイタイに、
「上海申花 新聞」
と打ち込んで画面を見せたら、
「アー」
とかいって、持ってきてくれました。
コレだよ、コレ!

一枚ページをめくってみるとレッズサポを扱ったコーナーが。
素晴らしい!

シドニーではまともなのを買えなかったので、今回はゲットです。
しかも新聞は1元と安い。

おばちゃん?に
「謝々〜」といって握手。
そしてレッズのミニフラッグをあげました。他のレッズサポが来てもわかるだろうし。
すかさず写真とりますよ〜、といってカメラ向けたら、急に恥ずかしがって逃げようとw
でもしっかり撮っちゃいましたw

スポーツ新聞は「体育新聞」と書くらしいですね。
別の場所でケイタイに「体育新聞」と打って見せたら一発で出してくれました。

次に向かったのは食べ物屋。路上での食べ歩きを1度はやっておかないとね。
いろいろあります

とりあえず餃子らしきものを焼いている店へ。
ここでもまったく言葉が通じず。餃子5個だけ買いたいってことをいろんな言葉で説明するもうまくいかず。メニューみたいのがないから指で示せないし値段もわからない。
数人のお店の人が集まってきてヤバイ感じに。とりあえず餃子を皿に乗っけてくれるところまでたどりつき、5個まで乗せてくれたところで、
「STOP!」
手のひらに小銭をいくつか出して見せてみたら、2元(30円弱?)だけとっていきました。
「どうも〜 謝々〜」
で、苦労して手に入れたのがコレ。
完全な餃子

タレだと思ってたくさんかけたのが香辛料で、メチャクチャ辛かった。お店の人が変な顔してたから怪しいとは思ったんですがね・・。でもジューシーで美味しかったです。

さらにもうちょっと進んでみることに。
駅です

バナナとかも売ってましたが、買ってる人は食べ終わったらみんなそこらへんに皮を捨ててる。
マナーもくそもあったもんじゃない

だんだんスラムっぽい雰囲気になってきたため、引き返すことに。
看板作りなさいよ

途中お土産もいくつか。
うちのリーダーが珍しいもの好きってことが判明したので、得体の知れない自分では食べないものをいくつかチョイスw
嫌がらせか?w

そしてホテルに戻ってチェックアウト。
この時のフロントが20歳前後の中国人女子社員だったのですが対応がとても悪い。終始しかめっ面だし、カードとかも机にバンっと叩くように返してくるし。ホテルですよ?いくら反日とはいえおかしくないですか?接客態度どう教えられているんだよ。
ここですかさずシドニーの時のように、レッズのミニフラッグを渡そうとしたら、
「What!?(何だよ!?)」
とか言われたのですが、プレゼントですと言ったら急に恥ずかしそうに笑顔になった^^
これっていわゆるツンデレですよねw しかも嘘偽りのないw

その後バスでお茶屋さんへ移動。
店員がみんなチャイナ服

本場の烏龍茶、プーアル茶、一葉茶、ジャスミン茶、杜仲茶を堪能。
気分もすっきり

時間がおしてきてしまったため急いで空港へ。
バスから見た景色
高層ビルだらけ
これも

出発の1時間15分前に空港着。
かなりのドタバタ

手続き、審査を済ませ、最後現地の添乗員さんにシドニーの反省を踏まえて持ってきていたレッズのTシャツをあげて、手荷物検査場に。

その後無事飛行機に乗り込みました。
中国国際航空

エアーチャイナは客室乗務員に野郎がいやがる!野郎にお絞りとか渡されてもねえ・・。
ちなみにエコノミーのはずが、なぜかビジネスクラスだった。なんたるアバウトw
まあゆっくりできたからいいけど(笑)

成田に着いたのは(日本時間で1時間進んで)21時過ぎ。
帰ってきた

今回も、中国人(上海人)と中国人の文化や生活、考え方にふれることができて非常に勉強になりました。
勝てなかったのは残念ですが。

上海の空気にだいぶ慣れてしまったみたいで、日本についてから、澄んだ空気、クラクションのならない車、低い建物などに物凄い違和感を覚えました。いやでも日本は美しい国ですね(笑)

さて、次の海外遠征ですが・・
インドネシア戦は参戦できません。行かれる人お願いしますm(_ _)m


ちなみにタイトルに深い意味はありません。中国語にもなっていません(笑)
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21 April

勝たねばならない相手

ただ悔しい
■Jリーグ 第7節
 浦和レッズ 1-2 川崎フロンターレ(埼玉)


前節柏を下して首位に立ち、こうなるといよいよ全面的に『打倒浦和』を打ち出してくる他の全チーム。
特に、今回の相手の川崎なんかはまさにそう。
川崎はリーグもだが、ACLでも調子あげてきていて、そもそも天皇杯もリーグも(その次の天皇杯も)我々がとっているから、川崎はおまけで出ているようなものなのに、結果を出しているのは我々としてはかなり不愉快。
今回はACLではないけれど、お互い水曜に試合があるし、どこかつながりを感じるこの対戦。もちろんリーグとして首位の座を明け渡すつもりもないし、絶対に勝ちたい試合。

こちら側攻めで試合開始。いきなり連続コーナーで、さらに積極的にどんどんシュートを打っていくレッズ。

いつものようにオフサイドを何度も取られながらも何度か大きなチャンスを得るが得点ならず。

川崎にも危ないシュートを一本打たせてしまうが、そこは都築のスーパーセーブで。

こちら側攻めのうちになんとか1点をとっておきたいところでしたが、結局前半は得点を奪えないまま終了。

後半になって開始直後、相手にペナルティエリアまで持ち込まれ、さらにゴール前に放り込まれると、都築と阿部の連携ミスで反応が一瞬遅れ、その隙を狙われ失点。

こうなると向こう側攻めだけにゴールを呼び込むのが難しい状態となるわけで・・

その数分後、同じように左サイドでボールを持たれ、その対応に啓太がマークへ。もう一人相手選手がその大外をまわって抜けていくと、啓太は加勢に来た暢久にマークを受渡し、もう一人の対応へ。その切り替わった瞬間の隙を狙われ、センタリングを入れられ、そしてゴール前にはどフリーの相手が・・。痛すぎる2失点目。

レッズとしてはもう攻めるしかない状況。

その後、コーナーから堀之内が体を投げ出してのゴールで1-2。
残り25分。まだまだ。

残り15分で伸二と平川のチェンジ。

勝つにはあと2点、まず同点に。
しかし堅い相手の守り。気が付けば残り10分、5分と時間はなくなっていき・・
最後のロスタイムも4分あったが、結局ゴールをこじあけることができず、タイムアップ。


あってはいけないことをやってしまった。
こういう相手にホームで負けるなんて。
これならまだ甲府にでも負けたほうのが良いぐらい(良くないけど)。

だいたいキックオフ時にエンドを川崎にとられた時点でヤバイなとは思ったのですがね。最近の埼スタでの戦い方は、前半に様子をみながらで、後半の北側攻めで勝負っていうリズムになってましたから、前半から北攻めだと点が取れればいいけれど、取れないとどうしても苦しくなってしまう。

首位陥落。
順位逆転。
得失点差も逆転。
ホーム不敗記録STOP。
今期リーグ無敗STOP。
リーグ川崎戦無敗STOP。
ACL上海へ向けてテンションダウン。と同時に、叩いておくはずの川崎の勢いを逆に増幅させてしまうという最悪の結果に。

いろいろなダメージが降りかかってきてわけわからなかったですが、まあ順位や記録、ACLの話はいいとして、ただ、
「川崎にホームで負けた」
という事実がどうしても・・・

これは単純に「切りかえ」などという言葉では片付けられるものではありませんが、次の試合は直ぐにやってくるわけで。どうにかそれを次の試合に影響しないようにやって欲しいものですが。
とりあえず、今回のことは11月の等々力で必ずリベンジするとして、次のリーグ戦で勝つことに少しでも集中していきましょう。と、その前にACL上海戦。まずこれですね。


#「また負けた」ではなく「ついに負けた」と言う言葉にクラブの成長を感じつつ
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15 April

J1の洗礼を

首位獲り!
■Jリーグ 第6節
 柏レイソル 0-2 浦和レッズ(国立)


ホームで勝ち、アウェイで引き分け、ある意味理想の結果できている我らが浦和。でもやっぱりそろそろアウェイでも勝ちたいよね。
相手は無敗で首位の柏。J1に上がってきたチームが首位にいるなんて、特に我々ACLに出ているチームにとっては恥ずかしいことこの上ない。ここは我々がしっかりやっつけておかねばなりません。
そして無敗は浦和だけで十分!

試合は前半終始レッズのリズム。
取られても直ぐに奪い返し、ボールを支配し、柏に攻撃をする機会すら与えず。

20分過ぎにシトンがキーパーをかわしてポストを叩くシュートを見せてまず最初のビッグチャンス。

そして、その5分後。
闘莉王からのロングボールを受けた永井が、右サイドを突破し、さらにフェイントで相手DFをかわしてセンタリング。それをシトンがヘッドで合わせて先制。
磐田戦と似たようなかたち。阿部の得点といいこのところヘディングでの得点が多いですね。

さらにその10数分後、長谷部が永井にスルーパスを出すもうまくあわず後ろに流れてしまう。しかしそこに伸二が走りこんでいて、これが結果的に絶妙なスルーパスに。
相手キーパーと1対1となった伸二は冷静に決めて2-0。伸二のJ初ゴールを思い出します。

前半はそのままレッズの攻勢が続き終了。

しかし後半は一転・・・。
2-0となったことによる安心感のためか、前半のような積極的なプレスは影をひそめ、攻撃の意識も落ちて、柏に攻められっぱなしの展開。

それでも何度かあった危険な場面も守備陣の体を張ったプレーで得点を許さず。

今年は、アウェイで、リードしてから終了間際に追いつかれること既に2回。同じ轍を何度も踏むわけにはいかないですからね。今度こそは絶対に。当然納得のこの時間帯での「ウォーリア」。

そして最後まで失点を許すことなく、ついに完封勝利!

上位チーム全負けという素晴らしい結果により、ついに我らが首位へ!
柏なんぞまだまだ

で、半年ぶりのアウェイ勝利となりました^^

しかしアウェイといっても国立はホームですよね。
赤の国立

リーグ戦は、磐田戦から数えるとそこから7試合中6試合がホームみたいなもの。これは落としたくないですねぇ。

4.7vs磐田(埼スタ)
4.15vs柏(国立)
4.21vs川崎(埼スタ)
4.29vs鹿島(鹿スタ)
5.3vs千葉(埼スタ)
5.6vs大宮(埼スタ)
5.13vsG大阪(埼スタ)


というか次の川崎。絶対に負けたくない。1ポイントたりともやりたくない。

ここ最近では個人的に最も負けたくない相手になってたりします。

それは川崎がACLで調子いいからかどうかわからないけれど・・。
でも所詮たなぼたでACLに出ている川崎が予選突破などしようもんなら・・
なんて考えたらますます気分悪い!

向こうも埼スタには思うところがあるようだし、なにげに序盤の山場。
絶対に勝ちましょう!

そして太陽は消えて沈み
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11 April

アジアンスタンダード

プラン通り。
■ACL グループステージ第3節
 浦和レッズ 1-0 上海申花(埼玉)


ACLもいよいよ3戦目。相手はここまで2戦2敗の上海。戦績どおりの力なのか、それとも結果は運が無かっただけなのか。いずれにせよ我々がグループステージを突破するには絶対に勝たなければいけないこのホームでの試合。とにかく勝つしかありません。

試合は、キックオフ直後いきなりの永井のシュートに、阿部のミドル。さらに、ゴール前でシトン振り向きざまシュート&バー直撃ループなど、10分だけでも決定的チャンスが何度も。

一方の相手は完全に引いて守り、何をするにも時間稼ぎ。ここで勝てなかったら終わってしまうはずなのに、引き分け狙いってどういうことよ??

この時点での印象としては、多少の高さはあるにせよ、『ケディリに毛が生えた程度』。(上海はケディリに負けてるけど・・)


高い位置でキープし、シンプルに繋いで攻めるレッズ。
しかしフィニッシュがどうも決まらず。オフサイドに引っ掛かる場面もしばしば。

点が取れないまま終わると思われた終了3分前。相手ペナルティエリア前やや右の位置でFKゲット。ロビーの完璧なクロスに阿部がヘッドで飛び込んであわせてようやく先制!
ちょっと遅かったけど、でも前半で取れてよかった。

その後、ラインを割ったボールに自ら走って取りに行くなど、いきなり動きがきびきびとしだす上海。
いまさらなんなんだ?

そして前半が終わり、後半へ。

前半よりは積極的にくる上海。それでも危ない場面はさほどなかったものの、レッズも攻撃がピリッとせず。

20分過ぎに前半から消える場面が多くイマイチだった永井を下げて岡野を投入。オジェックにしては早めの交代策。

その後もまさに攻められずも攻め切れずの展開。

残り10分を切ってからロビーに代えて細貝投入で守備固め。
守りに入ってしまうとやられてしまいがちなのがサッカーのワナ。
そこはしっかり『アレ浦和』で。意識だけでも最後まで攻めの姿勢を。

ロスタイムも最後までしっかり1点を守りきり、無事に勝ち点3を獲得。

勝利を確実なものとするために追加点が欲しかったですが、まあ勝てれば問題なし。戦いは無駄なく確実にですね。

阿部は素晴らしかった。改めて守備の能力、特に危険を素早く察知し、ボールをインターセプトする能力の高さを再確認。サイドの攻め上がりも徐々に増えてきたし、終了間際でも全力でダッシュし、ダッシュで戻る姿。さすがオシムに鍛えられてただけのことはあります。もちろんヘディングの得点も。
これからもどんどん頑張ってもらいましょう。

これで一通り予選の相手と戦い、残るは3試合。アウェイが二つ残っていますが、果たしてケディリと上海がホームでどう出てくるのか。今回の上海サポも10〜20人程度でしたが、ホームではどれだけいるのか。
残り3試合で勝ち点5以上は取りたいですが・・。


さて、またJに戻って柏戦。
なぜか首位の柏。まだ5試合とはいえJ1に上がってきたチームが首位にいるって、これだからJはレベルが低いと言われてしまうのです。
ここはしっかりチャンピオンチームとして我々がガツンと叩いとかねばなりませんね。
アウェイとはいえ国立はホーム同然。しっかり勝ってまた埼スタに戻りましょう。


不敗記録も更新中
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