Complete text -- "勝たねばならない相手"
21 April
勝たねばならない相手
■Jリーグ 第7節
浦和レッズ 1-2 川崎フロンターレ(埼玉)
前節柏を下して首位に立ち、こうなるといよいよ全面的に『打倒浦和』を打ち出してくる他の全チーム。
特に、今回の相手の川崎なんかはまさにそう。
川崎はリーグもだが、ACLでも調子あげてきていて、そもそも天皇杯もリーグも(その次の天皇杯も)我々がとっているから、川崎はおまけで出ているようなものなのに、結果を出しているのは我々としてはかなり不愉快。
今回はACLではないけれど、お互い水曜に試合があるし、どこかつながりを感じるこの対戦。もちろんリーグとして首位の座を明け渡すつもりもないし、絶対に勝ちたい試合。
こちら側攻めで試合開始。いきなり連続コーナーで、さらに積極的にどんどんシュートを打っていくレッズ。
いつものようにオフサイドを何度も取られながらも何度か大きなチャンスを得るが得点ならず。
川崎にも危ないシュートを一本打たせてしまうが、そこは都築のスーパーセーブで。
こちら側攻めのうちになんとか1点をとっておきたいところでしたが、結局前半は得点を奪えないまま終了。
後半になって開始直後、相手にペナルティエリアまで持ち込まれ、さらにゴール前に放り込まれると、都築と阿部の連携ミスで反応が一瞬遅れ、その隙を狙われ失点。
こうなると向こう側攻めだけにゴールを呼び込むのが難しい状態となるわけで・・
その数分後、同じように左サイドでボールを持たれ、その対応に啓太がマークへ。もう一人相手選手がその大外をまわって抜けていくと、啓太は加勢に来た暢久にマークを受渡し、もう一人の対応へ。その切り替わった瞬間の隙を狙われ、センタリングを入れられ、そしてゴール前にはどフリーの相手が・・。痛すぎる2失点目。
レッズとしてはもう攻めるしかない状況。
その後、コーナーから堀之内が体を投げ出してのゴールで1-2。
残り25分。まだまだ。
残り15分で伸二と平川のチェンジ。
勝つにはあと2点、まず同点に。
しかし堅い相手の守り。気が付けば残り10分、5分と時間はなくなっていき・・
最後のロスタイムも4分あったが、結局ゴールをこじあけることができず、タイムアップ。
あってはいけないことをやってしまった。
こういう相手にホームで負けるなんて。
これならまだ甲府にでも負けたほうのが良いぐらい(良くないけど)。
だいたいキックオフ時にエンドを川崎にとられた時点でヤバイなとは思ったのですがね。最近の埼スタでの戦い方は、前半に様子をみながらで、後半の北側攻めで勝負っていうリズムになってましたから、前半から北攻めだと点が取れればいいけれど、取れないとどうしても苦しくなってしまう。
首位陥落。
順位逆転。
得失点差も逆転。
ホーム不敗記録STOP。
今期リーグ無敗STOP。
リーグ川崎戦無敗STOP。
ACL上海へ向けてテンションダウン。と同時に、叩いておくはずの川崎の勢いを逆に増幅させてしまうという最悪の結果に。
いろいろなダメージが降りかかってきてわけわからなかったですが、まあ順位や記録、ACLの話はいいとして、ただ、
「川崎にホームで負けた」
という事実がどうしても・・・
これは単純に「切りかえ」などという言葉では片付けられるものではありませんが、次の試合は直ぐにやってくるわけで。どうにかそれを次の試合に影響しないようにやって欲しいものですが。
とりあえず、今回のことは11月の等々力で必ずリベンジするとして、次のリーグ戦で勝つことに少しでも集中していきましょう。と、その前にACL上海戦。まずこれですね。
#「また負けた」ではなく「ついに負けた」と言う言葉にクラブの成長を感じつつ
00:00:00 |
masanori |
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