Archive for May 2007

27 May

8強の代償

勝ちたかった
■Jリーグ 第13節
 浦和レッズ 1-1 横浜Fマリノス(埼玉)


久々の埼スタでの歓喜から4日。今度は勝って喜びたい。
中断前だし、首位に離されるわけにもいかない。なによりホームで勝たないと。
相手は何かとレッズサポからブーイングの対象となる選手を各ポジションに配置した横浜。(これでFWに師匠がいたら・・)
3連敗中とはいえ去年はうちらに4回負けているわけで、これ以上負けられないというのあるだろうし、油断はできない相手。

試合は、相手のポゼッションに対してレッズの(特に相馬サイドからの)カウンターとセットプレーという図式。

シトンポスト直撃シュート、伸二の相手キーパーとの1対1、さらに伸二のクロスにシトンヘッドという必殺パターン、と何度も相手ゴールを脅かすも前半はゴールを奪えず。

後半5分過ぎ、ありえない(というかあってはならない)ゴールで先制を許す最悪の展開。

とにかく攻めるしかない。

ロビーからのクロスに、伸二やシトンが飛び込み。
いつもどおりの時間で長谷部入れてさらに波状攻撃へ。

そして20分過ぎのFKでロビーの蹴ったボールにマークをかいくぐったネネが合わせてゴール。同点。

さあいこうぜ勝とうぜ!

ただ30分過ぎ頃からは疲れからなのかパスミスが目立ち始め、危ない場面も。

徐々に良くない空気がたちこめはじめ、結局攻めきれない展開が最後まで続き、またしても・・・

これで5月は埼スタで結局勝ち無し。
まあ連戦の中でこういう展開が多くなってしまったのもある意味しょうがなかったのかなと。無理やりそう思い込ませてとりあえず我慢。

ただ、これで後半はどれだけアウェイで取り返さなければならなくなったか。

2位で首位との勝ち点差4。去年のW杯中断前の3位より状況は悪い気がするし、いろいろ考えることはありますが、これが逆に首位独走とかだったらそれはそれでいいけどつまらないし。この方がえってやりがいがあるってもんです。

リーグは3週間あきますが、その間のA3。当方は不参戦です。
浦和レッズが初出場だからというのはもちろんのこと、上海で中国という国と人に感銘を受け、また行きたくなったというのもあり、せめて日曜日の城南戦だけでもと思ったのですが、いろいろ悩んだあげく断念しました。日本から魂だけ飛ばします(笑)

というわけで次の参戦は瓦斯戦からです。

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23 May

アジアの戦い 〜第一部・最終章〜

さあ真のアジアへ!
■ACL グループステージ第6節
 浦和レッズ 0-0 シドニーFC(埼玉)


ACL予選最終節。勝ったほうが勝ち抜けというシドニーとのこの一戦。
今年の我々の一つのテーマであった予選突破。これまでに積み上げた勝ち点を本当に価値のあったものにするためにも、絶対にものにしたい。
浦和レッズの新たな歴史をこの埼スタで。

試合は当然難しいものになるという予想の通り。
引き分けでもOKだけど、あくまで勝ちに行く。とはいえ、やはりリスクを冒してまで攻める(攻めさせる)わけにもいかず。

最初のビッグチャンスはレッズ。ゴール前、相馬のクロスに伸二がニンジャキックで飛び込むもボールは枠の上へ。頭だったら・・。

相手も繋ぐところはしっかり繋ぎ、そしてロングボールを入れて攻撃を仕掛けてくるも、堀之内中心の守備でそれを阻止。

前半終了間際、ネネ→シトン→ロビーと繋いでのシュートが枠を捉えるも、相手キーパーに触られて惜しくもゴールならず。

そして前半終了。
とりあえず、前半に失点してリードを奪われるという最悪の展開は免れた。ある意味こちらのプラン通り。

後半が始まってすぐFKゲットで阿部得意のコースもボールはキーパーの手へ。

15分、何度も縦への突破を見せていた相馬と長谷部の予定通りの交代。

攻められない厳しい時間帯も乗り越え、徐々にレッにズも攻撃のチャンスが。洗練されつつある、伸二・ロビー・シトンのトライアングルアタック。

30分をまわり、いよいよ分刻みのカウントダウンへ。

この後、伸二とロビーに代えてDFではなく永井と岡野を入れたオジェックの、「守りきる」のではなく「あくまで攻めるんだ」という意思を汲みとりつつ。

とにかく相手の攻撃を全員守備で凌ぎ、最後の最後、シトンが決定的な場面を外してしまうが、それでも無事ベスト8の決定を告げるホイッスルが鳴り、歓喜の雄叫び!

これまで、勝ってもまったく笑顔がなかったオジェックがついに咆えた!

暢久の嬉しくなさそうな顔と声での、
「嬉しいです」
の裏に秘められたものは・・

というわけでグループステージを突破することができました。やりましたね。
しかしここからが本当のアジアの戦い。これからです。


さて、次はすぐにJ。マリノス戦。そろそろ埼スタで勝ちましょう。
今回のシドニー戦も含めたら、埼スタは実に5試合勝利から遠ざかっています。ここで勝てなかったら、7月のナビスコ・ガンバ戦まで埼スタはないですしね。しっかり勝ってJの一休み、そしてA3へと繋ぎたいですね。


決意とおりに・・
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19 May

REDS WIN ! !

そして水曜のACLへ!
■Jリーグ 第12節
 名古屋グランパス 1-2 浦和レッズ(豊田ス)


5月になってここまで引き分けること4試合。そろそろ勝ちたい。
今回はアウェイ名古屋。瑞穂では2連勝中なのですが、豊スタでは確かに勝ってないし(まだ2試合しかやってないが)あまりいいイメージがないのも事実。
そしてこの難しい試合にジャスティス降臨(試合前は拍手で)。

試合立ち上がりは名古屋に勢いがあったものの、やはり相手はガンバよりキープ力はなく、プレスも甘い感じでミスも多く、さらにジャスティスらしからぬ「吹かずに流すジャッジ」も手伝い、だんだんとレッズのリズムへ。

そして30分手前という時間で、守備で奮闘していたネネがコーナーキックからヘッドで決めて先制!
出ました!レッズ豊スタゴル第1号!

完全にレッズのペースへと持っていけたのだが、先制ゴールから10分後に失点を許してしまい同点に。

前半は1-1で終了。

『浦和カモン』で選手を迎えて後半へ。
(名古屋戦で出すことに少々躊躇いを感じつつも)

相手はサイドからのヨンセン狙いで、そこはサイドのスペースを消して何もさせず、たまにFKを与えた程度で、チャンスの数では圧倒的にレッズ。

それでもなかなかゴールを決めれることができなくて、その中でもシトンが相手ゴールキーパーと1対1となる超決定的チャンスがありましたがそれも決めることができず。
気が付けば残り10分で、5試合連続という空気が漂い・・

その後相馬を外して岡野を投入。

残り5分というところ。左サイドを抜け出したロビーがゴール前のシトンにパス。シトンは相手DFフェイントでかわしつつ右足一閃。
目の前のゴールの内側にボールが入り、ネットが揺れるのを確認した後は、私自身はもう揉みくちゃになってました(笑)

さて残り時間は5分+ロスタイム。
ついに勝てるのか。いや絶対に失点は許さない。

気が付けば毎試合やってる『ウォーリア』。

最後の相手FKもしのぎ、長谷部と締め(?)のウッチーを入れて、そして笛が鳴りついに勝利!ようやく勝った!

やっぱり決勝ゴールと、勝利のホイッスルの瞬間の喜びというのは何事にも代えられないものですよね^^ それがレッズ初勝利となるスタジアムでとなればなおさらです。

これで気分良くシドニー戦を迎えることができますね。
浦和レッズの今年の目標の一つであったACL予選突破。引き分けでも十分だと思いますが、最初から引き分け狙いでいくと得てしてうまくいかないものなので、やはり勝つことを意識して。
みんなで掴み取りましょう。We are REDS!!
新たな挑戦へ



試合後、清々しい風と日差しの中で
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13 May

Crucial Battle

勝ちたい
■Jリーグ 第11節
 浦和レッズ 1-1 ガンバ大阪(埼玉)


怒涛の7連戦最後の試合、ガンバ戦。
ただでさえ連戦で疲労が溜まっている中で追い討ちのアウェイ・インドネシア遠征もあり、帰還したばかりの選手達も限界に達しているだろうけれど、優勝を狙うには絶対に負けられない試合。ゼロックスの分もあるし。
なかなかパッとしない成績が続いているけど、この首位にいるガンバを踏み台にしてTOPを取り戻したいところ。

試合は、立ち上がりこそ先制のチャンスを掴むも、それからは圧倒的にボールを支配されて常に後手後手の守備で、シュートも打たれっぱなし。

止まらない「アイーダ」。

そして失点。

流れはまったく変わらずで、挙句の果てにはシトンのゴールは取り消され、相手のバックパスがオフサイドの判定になるなど、審判も敵へ。

前半はまったくいいところなし。

後半、しばらくは前半のようにガンバ主導の展開も、徐々に相手の運動量が落ち、特に中盤のプレスが弱まってくると、レッズにも少しずつチャンスが。

そしてPKゲット!
この一点を反撃の狼煙として、一気に逆転へ!といきたいところでした、が、しかし・・・

20分というところで長谷部投入。
そしてその長谷部がチャンスを。相手からチャージを受けながらもドリブルから左の阿部へパス。阿部はクロスを放って、ゴール前を横断。それをファーにいたシトンが足を伸ばしてゴールゲット。ようやく同点。

まだ10分以上ある。
とにかく勝ちたい。

相手は播戸を入れてくるが、こちらも負けじと永井投入。

お互いに攻め合うが、点は入らず結局引き分け。

負けなくて良かったという部分が多少なりともあったという面で今までの引き分けと違うとはいえ、でもホームの試合。また埼スタで勝てなかったのです。やはり勝ちたかった。8月には万博でやらなければいけなしわけだし。

まあ厳しい23日間も終わったということで。
これでリーグも約1/3が終了しましたけれど、首位とも勝ち点3も離れていないのでね。
リフレッシュして出直しましょう。次は名古屋ですけど。

浦和レッズがまだ勝利どころか1点もとれていないのがフクアリ、と、次の豊スタ。条件は厳しいけれど、とにかく勝利を狙って。頑張りましょう!
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06 May

五月雨ドロー

2を落とすこと..度目
■Jリーグ 第10節
 大宮アルディージャ 1-1 浦和レッズ(埼玉)


中3日、中2日と連戦が続く中で埼スタの連戦は非常にありがたいわけで、ここでしっかり勝ち点と得点を稼ぎたいところでしたが、千葉戦はまさかの取りこぼし。
今回の相手は千葉よりもさらにぱっとしない大宮。ここまで勝ち点4しか取れてないチーム。こんなチームからの取りこぼしはありえないですよね。
しかっり勝って勝ち点3を。負けない埼スタが勝てない埼スタになる前に。

試合は立ち上がりから出足の遅いレッズ。ボールをまわされ最初のシュートも大宮に許してしまうという始末。

徐々に持ち直すも運動量が少なくスペースがない中でなかなか攻め手を見出せず。

それでも前半終盤、ロビーからのロングボールに啓太が落としてフリーのシトンが落ち着いてシュートという決定的場面も枠を外して決めれず。

その数分後、同じようなかたちで相手にロングボールを入れられ、オフサイドトラップに失敗して相手に抜け出され、マイナスの折り返しからあっさり失点。

前半終了間際にフリーキックのチャンスを得るとキッカーはなんと阿部!
ついにキタ!と思ったが壁に当たってしまい残念。これからもどんどん狙ってくれ。

気を取り直して後半。
最初の10分ほどで前半と変わらず手詰まり感があると見るやいなや、今回は早めに伸二を投入。

レッズがボールを支配する時間が長くなっていくものの、ゴールは奪えず。

気が付けば残り20分。
一瞬大宮に負けるなんていうことがちらつき寒気と吐き気が・・

そしてその数分後。レッズのコーナキックから右サイドにボールがこぼれ、それを啓太がリターン。闘莉王があわせるもバーに弾かれるがシトンがすかさず押し込んで同点。

ここからは大宮をゴール前に釘付け状態に。

途中シトンがペナルティエリア内で倒されるもシミュレーションの判定。

また、怪我の阿部を下げて細貝を投入。

最後までゴールを狙い続けるも結局勝ち越しゴールを奪うことができず試合終了。
向こう側はワッショイの大宮サポ。

これで千葉と大宮に埼スタでまさかの-4。
どうしたものか・・

それでもまだ2位をキープしてる。なんだコレ。


これで早くも10試合が終わりましたが、そのうち半分が負け(或いは負けに等しい試合)。
果たしてこれで次のガンバに勝てるであろうか。向こうも調子がイマイチっぽいですが、とにかく次も埼スタ。負けるわけにはいきません。


と、その前にケディリ戦。ここでなんとか勝ち点を。
順位とか予選突破などの話は抜きにして、個人的に今回の予選のアウェイで最も行ってみたかったところが実はインドネシア。リスクが伴う分ワクワクするし、過酷であればあるほど燃える。が、参戦できずで残念。
さてどうなるか・・
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