Archive for October 2005

29 October

「We are REDS」を叫んだ日

さあ、次はいよいよ万博だ!
■Jリーグ 第29節
 浦和レッズ 3-2 川崎フロンターレ(埼スタ)


気が付けば順位がすぐ下にいた川崎との対決。
浦和としては、相手がどこだろうが負けられないのは変わらないけれど、勝ち点が近いチームとの対決だと、サバイバル的要素も加わってやはり気合が入る。坪井とジュニーニョのスピード対決、闘莉王と箕輪のポスト宮本争奪戦など部分的に見ても見所が多い試合だったと思います。

試合のほうは、やはりジュニーニョ、マルクス、アウグストという外国人トリオに気をつけなければいけないというのは念頭にあったと思いますが、主審家本にリズムを崩されながらもアレの2ゴール先取。にも関わらず、その外国人にセットプレーから連続でゴールを許し同点にされ嫌な空気のまま前半終了。

後半に向けてレッズの選手が入ってきた時に、すかさず
「We are REDS!!」
ここで、スタジアムの空気が変わったと思います。

しかし、後半に入って川崎にボールを支配される場面が多く、向こう側のCKに何度もひやひやさせられましたが、後半30分になろうかというところで、リズムを掴んだREDSが波状攻撃。そして、闘莉王が箕輪に競り勝って勝ち越しゴール!
「今度はこのリードは逃さねぇ!」
という気持ちで闘った残り15分。
そして、終了のホイッスル。直後に再び
「We are REDS!!」

なんとか踏みとどまりました。
敗戦のショックで放心状態になることはありますが、
この日は、終了後なぜかホッとした気持ちで放心状態でした・・

MDPに赤星の特集がありましたが、そこで「昨年ジュビロ戦を観戦した」とありましたが、よりによってすごい劇的な試合を観戦してたんだね、と試合前に思ってましたが、終わってから展開的にはあの試合に似てたなぁとちょっと思いました。

次はいよいよ万博で首位ガンバとの試合。
必ず勝ち点3をもぎ取って帰ってきたいと思います。

【本日の報告】
?遅ればせながら『達也へ折鶴を送ろうプロジェクト』に参加させて頂きました。
待ってるぞ達也!

?今回の戦利品
他開場でもアンケートは実施されていたのかな?

?ステーキ丼はありませんでした。。(前回記事参照)
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22 October

ダービーじゃないダービー

再び7差。残るは6試合
■Jリーグ 第28節
 大宮アルディージャ 1-3 浦和レッズ(埼スタ)


本来ダービーマッチと言えば、
「勝ち点うんぬんより、まず相手に勝ちたい」
といったところですが、さいたまダービーに関しては(レッズ側からしたら)、
「相手うんぬんより、まず勝ち点3を取りたい」
といったところでしょうか。特に今回は。

南側はガラガラのスタンドで、メイン・バックのアッパーに関しては開放もされていないという有様・・
今期4度目ながらも相変わらず、ダービーの意識は持てないですね。(記念すべき?J1リーグ戦初対決を取られてしまったのは、それはそれで悔しいですが)
いつか、あんな時代もあったね、なんて言う日が来るのでしょうか。。

試合自体は、
・アレの今シーズン初ゴール(しかもFK直)
・闘莉王の久々ゴール(看板乗り含む)
・フィットしてきたトミーの素晴らしき連続弾(練習でもいいシュート打ってました)
で、勝利。

試合後は達也コール。
早い復帰を祈ります。


鹿島は勝ってしまいましたが、首位ガンバはシャムスカ大分に敗北。少しチャンスが出てきました。
まずは、次の川崎戦。また埼スタなので、ここで必ず勝ちましょう。


さて、今日の試合前、北側コンコースからメインやバックへの移動はいつもは自由に行き来できますが、今回はアウェイなので、両方封鎖され北コンコースは大混雑。売店も長蛇の並び。

そんな中、異様に長い列を作っている箇所を発見し、なんなのかと見たら『ステーキ丼』(700円)。そういえば、レッズのホーム時でもここで、肉を焼いていたなぁと思いつつ、それにご飯を付けただけなのかな?とちょっと気になったので、食べてみることを決意。
10分経過したところで、進んだ距離は1m程度(全体は10数メートル程度だったでしょうか)。何か、今年の日本平での『海鮮焼き』を彷彿とさせる、売り手の手際の悪さと長い待ち時間・・。それでもここで脱落してはいかんと思って、40分近く並んでようやくゲット↓
噂のステーキ丼

まずくはないけど、正直30分以上並んで駒場ラーメンと同じ700円払って買うだけの価値があったかというと、実に微妙・・。(駒場ラーメンが700円なのが妥当であるのかという話は置いといて、あれはあれで無性に食べたくなる時がある。)
ちなみに駒場ラーメンはこれ↓(撮影は前節)
駒場ラーメン

ステーキ丼に降りかかっているものが、どこかで見たことあるものだと思ったら、駒場ラーメンに入っている『にんにくチップ』じゃないですか!え〜〜??
ひょっとして大宮が駒場や埼スタで試合をやっている時も『駒場ラーメン』が売られているってこと?!(今日は見なかったですが)

てことは、来週川崎戦(埼スタ)でも鉄板焼きではなく、ステーキ丼が置いてあるということなのでしょうか。
まあどうでもいいことですが・・
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15 October

俺たちの点取り屋マリッチ

残り試合、達也の為にも
■Jリーグ 第27節
 浦和レッズ 7-0 柏レイソル(駒場)


今回のタイトル、広島戦の帰りにトミー復活を待望する思いから考えた横浜戦までの限定の替え歌(これ)のタイトルでもあるのですが、前々回の記事でも書いたとおり、私の場合チームが低評価であればあるほど「応援したい」「見返してやりたい」という気持ちが沸き起こるのですが、それは選手個人にも同じで、あまり期待されてない選手ほど応援したいという気持ちになります。

7月にエメがいなくなり、代わりの新助っ人として、いろいろなビッグネームの噂がありましたが、結局ギドの勧めもあり、微妙な評価ながらも浦和レッズに加入したトミー。私も正直最初は半信半疑であったのは事実ですが、前線で献身的なプレーで頑張り続けるトミーの姿を見てすっかり好きになってしまいました。
もちろん、浦和レッズが強くなるためには能力の高い選手は必要だし、そういう選手を望む声もあって当然だと思うのですが、まず気持ちが大事だし、結果は浦和レッズで出してナンボだと思うし、トミーのような選手は本当に応援したくなります。

瑞穂で初ゴールを決め、その後顔面陥没骨折の負傷もあり、そして復活し、そんな中でこんな記事もあったりして、
「実にトミーに失礼な話だ!」と思っていたのですが、同時に「皆から来期も絶対に浦和レッズに残ってくれ!と思わせるぐらい結果を出してくれ!」と思っていました。

そして、今回のハットトリック。
本当に嬉しかったですね。


家に帰って、心配していた達也の情報を聞いて、かなりショックを受けました。怒りとか絶望感とかいろいろ感情的になってましたが、達也のコメントを見て、達也のためにも、あとは達也の早い復帰を願うのと、残りの試合頑張るしかないと。

達也の離脱は本当に痛いけど、周りがその分少しづつカバーしていけば、なんとかなるでしょう。難しいけどそう思うしかない。

そしてゴールに目覚めたトミーもいます。ヒーローインタビューで、勝利より、ハットトリックより、何よりもまず達也のことを気遣ったコメントと、駒場の各所を丁寧に挨拶にまわる姿を見て、ますますトミーが好きになりました。

「望まないことばかり起こるこの頃」ですが、
残り試合前向きに一丸となって頑張りましょう・・。
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05 October

4年連続ならず

気持ちは見えた
■ナビスコカップ 準決勝2ndレグ
 ジェフ千葉 2-2 浦和レッズ(市原)


去年の決勝での悔しさ、準決勝1stレグのやりきれなさ、何よりもまた浦和レッズだからこそ作り出せたあの素晴らしい舞台に行きたいという思い、いろいろな気持ちを持ち込んで臨んだ闘いでしたが、その気持ちは選手達に確実に届いていました。大阪では見れなかった闘争心。それが前半の2点に繋がった。しかし、掴みかけた国立への切符は結局千葉の手に。神戸で「もう一度ゼロから」と始まったナビスコカップ@2005が終わってしまいました。

終了後、選手達が挨拶に来たところから、スタンドを後にするまで、やはり今までの3年の決勝の色々なシーンを思い出してました。そして「今年は決勝には行けないのか」と。

2002.11.4 2003.11.3 2004.11.3

いろいろありましたが、その中でもやはり浦和レッズが初めて決勝に進んだ2002年の様々な光景や感じたことは全てが衝撃的で一番良く覚えています。
試合1ヶ月前から貼られたシート。チケットの並びと、あの『国立』だというのにチケットがあっという間に売り切れという前代未聞のできごと。試合当日レッズサポでジャックされた始発の京浜東北線。同じくレッズサポ専用となった国立近隣のコンビニ。駅まで伸びた今までに見たことのないありえない長さの待ち列。懐かしさを覚えるテント村。冷たいコンクリートの上にシートを貼っての仮眠。青山門付近から神宮球場前の道が真っ赤に染まった光景。開門前のレッズサポで溢れかえったいた代々木門前の雰囲気。7、8割のレッズサポで埋まった国立と、赤いフラッグの海と化したスタンド。そして敗戦後の「We are REDS」。

試合後呆然と立ち尽くし、喜びを爆発させる千葉サポを目にしながら、そんなシーンが頭をぐるぐると駆け巡ってました。

決勝で負けるのは悔しいけど、準決勝で負けるのも「あの感動の空間に身を投じれない」というなんとも言えない喪失感も重なって相当悔しいですね。しかも浦和レッズは過去3年連続で決勝に行ってたわけだから余計に。
でも、ナビスコはこれで終わるわけじゃなく来年もあるわけだし、また今年の決勝の前の11月3日にもう一つのカップ戦、天皇杯も始まります。そう言えば去年の天皇杯も準決勝敗退でしたね。元旦国立はまだ成し遂げていないので、ナビスコで行けなかった分、なんとしても今回は決勝に行きたいですね。

その前に来週からリーグ戦。柏戦。気持ち切り替えて頑張ります。
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02 October

弱い浦和レッズが好き

俺達は強くない
■Jリーグ 第26節
 セレッソ大阪 3-1 浦和レッズ(長居)


なんとも怒られてしまいそうなタイトルなんですけれども、
私が浦和レッズを好きになった、応援するようになった理由はいろいろありますが、
・J開幕当時『浦和』の名前の付く高校に在籍していたなど、昔から『浦和』は身近なものに感じていた
・Jリーグ発足以前の少年サッカー時代から駒場競技場でサッカーをやったり(サブグラですが・・)、試合を見たり、と『駒場』に馴染みがあった
・当時好きだった日本代表の福田正博が浦和レッズに在籍していた
・当時の浦和レッズが好きなヨーロッパ型のサッカーをしていた
そして
・当時の浦和レッズがとても弱かった
他にもいろいろありますが、この弱かったというのがなんとも私が好きになったというか、応援したくなった大きな要因の一つなのです。
(なので、J開幕当時は適当に見るぐらいでしたが、本気で浦和レッズを応援したいと思うようになったのは94年後期ぐらいからなのです)

監督がオジェックになった頃から浦和レッズは徐々に強くなっていきましたが、もちろん強くなったからと言って別に浦和レッズを嫌いになったことはありません。

そして弱かった昔も、そして今も変わらないのは、
「負ける浦和レッズは見たくない」「勝つ浦和レッズが見たい」
という思いです。
ただ、シーズン前の予想などで、下位に予想されたほうが「やってやろう」「見返してやろう」って気持ちになりますよね?


先日のセレッソ大阪戦、セレッソが強かったというのもありますが、浦和レッズは確実に弱かった。でも昔と違うのは、がむしゃらさや闘争心が感じられなかったこと。
「昔は弱くても選手達は一生懸命だった」
とよく言われますが、なぜ今はそうできないのか?もちろん選手達は頑張っているとは思いますし、実際セレッソ戦も個人的に見たら何人かは良く動いていたと思いますが、全体的にはまだまだ。もっと走れるはずだし、もっとやれるはず。ましてや今は弱かろうがなんだろうが優勝争いをしているのだから、もっと勝ちたい気持ちを前面に出してプレーしてほしい。

後半残り15分で1点返したところで、そんな思いと、
「まだ終わらねえよ!!」という気持ちが入り混じりながら、そこから始まった『PRIDE OF URAWA』に、こみ上げてくるものがあって、ちょっと声が詰まってしまったのですが、結局そこからスコアは変わらず勝ち点は41のまま。

最後、場内に流れていたセレッソの歌がただただ胸に痛かったです。

とにかく、今は残り8試合で首位との勝ち点差が『10』であるという事実と、昨年の悔しさは忘れていないということだけです。
チームが下降気味で新聞にも「浦和レッズ脱落」などと書かれ始め、ネネが今期絶望でウッチーも怪我と、状況的には悪いですが、ここからやってやりましょう。

切り替えて、ナビスコ準決勝。
昨年、CSで負けたのと同じくらいナビスコ決勝で負けたのは非常に悔しかった。
今年もどうしても決勝に行きたいし、どうしてもナビスコカップを取り戻したいんです。
2点ビハインドですけど、闘莉王を欠きながら2点差を追いついた鹿島戦を思い出して、臨海でなんとしても決勝行きの切符を手にしましょう。
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