Archive for November 2007
28 November
戒め
■天皇杯 4回戦
浦和レッズ 0-2 愛媛FC(駒場)
ACL決勝進出の関係で延期になっていた天皇杯。ACLの出場権はなくても、それでも3連覇という大いなる野望を持って。
鹿島戦ショックを完全に払拭できないままの状態だが、だけど、だからこそ次のリーグ最終戦にも繋がる大きな意味を持った試合。ここでしっかり得点を決めて勝ってラストバトルに臨みたいところ。
試合は、序盤こそペースを掴み攻め込むも岡野のシュートがバーに当たるなど、あと一歩でゴールが奪えず。
少なくともこういう展開で、0-0で前半を終えて、ブーイング自然発生・・という天皇杯初戦でありがちなパターンにはならなかった。
ただ、なんとなく嫌な空気は漂ってはいたが・・
「今日のヒーロー」が繰り出されるぐらいだから、そこまで切迫
してはいなかったけど。
太鼓なしで後半スタート。
以前(というか10年前?)「太鼓なしでいこう」ってときがあったけど、今回も同じ主旨だったのかは不明。結局は数分で解除されてしまいましたが・・(真相は?)
こういう試合はサポートも難しくなりますが、どことなくちぐはぐな感じはピッチの上でも。
リズムを失い徐々に相手ペースへ。
20分に失点を許し、と、それと同時にこの日トップ下の長谷部が小池と交代。永井が下がり気味へ。
得点の臭いはますますしなくなり・・
時間が少なくなっていき、さらに啓太を下げて苦し紛れの阿部投入。
そしてまさかの、目を覆いたくなる2失点目。
残りは7、8分。ロスタイム入れて10分か。
ラスト5分にでもなれば、1点でも返しにいけよ!ってところだけど、この試合はそうじゃない。負けなどあってはならぬのだから、ホイッスルまでに絶対に追いつかなきゃならない。
でも結局そのまま終わってしまった。
あってはならぬことをやってしまった。
最大のギャグが実はここで待っていたとは・・
いや別に笑い事ではないんだけれど、まあ他サポからしたら爆笑なんだろうねぇ。
次勝てば、優勝すれば良しみたいな流れになってますが、それでいいのか?もちろんリーグ優勝はしたいし、それは大事なことだけど。
鹿戦もそうだけど今回の試合、優勝すればチャラにはならないでしょう。
ただ、次勝たねばならないことは間違いないので。
とりあえず、次の勝利に集中。
シトン、ロビー、伸二、平川、都築を温存できて、阿部を5/6、啓太1/6、長谷部を1/3ぐらいは休ませることができたのでしょうか。後は達也。
最後の最後、総力戦。もう一度チャンピオン掴む為に次。絶対勝ちましょう!
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24 November
最終試練
■Jリーグ 第33節
浦和レッズ 0-1 鹿島アントラーズ(埼玉)
勝てば優勝、ホーム最終鹿島戦。因縁というか、最も負けたくない相手ですけど、ここまできたら難しいことは考えずとにかく勝って優勝と連覇を決めたい。決めるしかないでしょう!
試合は、相手のラフプレーに苦しみながらの前半。
審判は捌ききれず連発するイエロー。
途中平川が負傷して細貝を投入。
前半のチャンスは闘莉王のシュートがポストを叩いたぐらい。
終了間際に相手が一人退場で有利な状況へ。
後半、10人の相手から早く点を奪いたいところだが、カウンター狙いの鹿島に守りを固められ、時間はどんどん過ぎていき、20分に逆に失点。
残り15分でようやく伸二が投入され、チャンスが続くも、遠い1点。
最後は向こうの隅っこでなにやら時間が大量浪費されてしまい、そのままタイムアップ。
ここに来てまさかの敗戦。
何が腹立たしいって、優勝が決められなかったことではなく、ホームで鹿島に負けてしまったということ(川崎、大宮戦もそうだったが)。それもホーム最終で。
埼スタのホーム最終を負けて終わるってのは初めてな気がするが・・。(CSを除いて)
まあ。・・優勝については、最後勝てばいいので。
しかしまさか本当に最後まで引っ張るとは・・。
ここで横浜FCに負けることはあり得ないでしょう。”FCなんて余裕でしょ”ってことではなく、”負け(分け)はあってはならないこと”、って意味で。
ここを落として優勝逃したら、ほんと最後の最後に2007Jリーグ最大のギャグだよ。それこそ「切腹」。
散々「鉄板」言ってきましたが、正直かなりのプレッシャーでしょう。名古屋にアウェイでスコアレスで終えて守りきる感覚を掴んで帰ってきてるところも非常に恐い要素。慢心などは選手もサポもないはず。
だが、これを乗り越えて。ラスト1。今度こそ。
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18 November
満身創痍の+1
■Jリーグ 第32節
浦和レッズ 0-0 清水エスパルス(埼玉)
アジア制覇からわずか4日。残るJは3試合。ようやく一点集中できますが、選手達は既にボロボロ状態。シトンも出場停止。
それでもリーグ優勝に向けてあと一歩、二歩のところ。我々はとにかく勝つしかない。
この日優勝の可能性もあるけれど他次第。周りは気にせず勝つことだけに集中。
試合は無難な立ち上がりも、15分に啓太が負傷。
ただでさえ怪我人だらけだというのにこれでも啓太も離脱。
代わって出てきたのはウッチー。(というか選択の余地がない・・)
決して押されっぱなしではないけれど、動きはイマイチ。特に攻撃時にはフォローが少なく、スピードや切れが無い、ミスパスありと、あからさまに疲労が蓄積されている様子。
少しずつ相手に傾いていた流れを徐々に取り戻すも、前半は得点なし。
ハーフタイムに、ガンバと鹿島がリードとのアナウンス。
これでいっそう勝たなければいけなくなったわけだ。
気合入れなおしウォーリアで後半スタート。
しかし展開は変わらず。
途中ウッチーのスーパーミドルもサイドネット。
チャンスは何度かあったものの決めきれず、逆に危ない場面もあったが、耐えて結局スコアレス。
交代も岡野ぐらいはとも思われたが、後半は交代なしでした。
これでガンバとの勝ち点差は3。得失点差はガンバのほうが多い為、並ばれたらアウト。
実は清水・鹿島に引き分けて最終節に勝ち、でも優勝が決まる裏シナリオもあったのですが、いずれにせよ優勝の行方は最終節まで・・・
・・・と思ったところで、「味スタでガンバが引き分け」のアナウンスが!!
これで次勝てば優勝です。
勝たなくても、引き分け、引き分け、でも優勝が決まります(それだとリーグラス5が引き分けということになりますが・・)。が、しかし!ここはやはり勝って決めたい!ホーム埼スタで鹿島に勝ってリーグ優勝を決めることにどれだけの意味があるか。
絶対に勝利で決めましょう!
そしてシャーレを再び我々の手に!
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14 November
アジアNo.1!
■ACL ノックアウトステージ 決勝 第2戦
浦和レッズ 2-0 セパハン(埼玉)
ついに来たACLファイナル、埼スタ決戦。準決勝後からここまでずっと、そしてなんだかんだ言いながら川崎戦でもどこかでこの試合を意識してたし、それだけの舞台。まぎれもなく浦和レッズ史上最大の闘い。
もしかしたら、我々が戦ってきた予選からここまでの試合、か、それどころか今までの全てのJの試合で繰り出してきたものは、この試合に全てをぶつけるためにあったのでは?と思えるぐらい。
とにかくやれることは全てやって、乗り込んできたこのイランのチームをぶっ潰し、勝利と、そしてアジアの頂点を!
試合は、予想通り相手は様子を見ながらの動きで、レッズがボールを支配している序盤になんとか先制点をとりたいところでしたが、そこはさすがに相手も決勝まで上り詰めたチーム。そう簡単には。
しかし20分、永井のゴールがまさに炸裂し、先制点!
ロビーのスルーパスに、ウェーブ(懐かしい)の動きでマークを外して抜け出し、右足を振りぬいて豪快に決めたゴール。
ゴール後の咆えまくった姿を見れば、あのボールにどれだけ魂が込められたいたかがわかるよね。
これで1点とられても負けなくなった。
ただ、思い出されるのがイランでの第1戦。先制点を奪ってからの失点。それに、城南戦でもシトンが先制ゴールを決めてから逆転までされてるわけなので、ここはACL直近過去2試合を教訓にしても、絶対にゴールを奪われないようにしないと。
とにかく相手がボールをもったら徹底的に潰す。声で潰し、選手達を援護射撃。
前半はそのまま1-0で。
後半も緊迫した状況は続き。
15分にはシトンのゼロ距離射撃もキーパーに阻まれゴールならず・・。
しかし流れは確実にレッズ。
そして後半20分過ぎ、闘莉王のクロスをシトンが落としてフリーで永井がシュート!キーパーに弾かれるも、詰めていた阿部が頭で押し込んで2-0!
これで1点とられても勝ちという状況に。非常に大きな2点目。
ただし、2点取られたら即負け。1点とられたら相手の勢いにのまれてそのままやられる可能性があるだけに、変わらず失点は絶対に許されない。
30分を過ぎていよいよ。
最後の『PRIDE OF URAWA』。
ロビーとウッチー、永井と達也、と立て続けに交代。
ロスタイムは3分。
最後の最後に岡野を入れるというオジェックのはからい。
シトンともがっちり握手。
ロスタイムを乗り切って、そして・・・!
ついにアジアのチャンピオンに!
ACL挑戦1年目で、決して弱くなかった数々の相手に無敗でこの称号。素晴らしいとしか言いようがないです。
今だから言えることですが、ここでセパハンに敗れていたら相当引きずっていたし、その後にJリーグ連覇を決めたとしてもまだ引きずってたと思います。だから絶対に勝ちたかった。
これでCWCにアジア代表として出場です。いよいよミランとの対決がもう少しで実現ですよ!
さらに来年のACLは予選免除。アウェイ行脚が少なくなるのは少々残念ですが、1チームしか突破できないあの予選をやらなくていいというのは本当に大きい。
(つか、ACL予選免除なのにナビスコ予選をやらなきゃいけないのっておかしくね?w)
他にも、またしても記念グッズや記念本、記念DVDなどなど・・を全買いしなきゃいけない、などといった悩ましい問題もありますがw
さて、ACL優勝を決めて誰かも言ってましたが、ここでリーグもとってこそ、真の王者でしょう。このアジアをとった喜びは一旦終了。というかこれでようやくリーグに集中できるのだから。
ガンバとは勝ち点差5あるとは言え、決して楽ではない相手との連戦が待っているわけで。最後の横浜FCには勝つと考えると(皮算用はしたくないけど、ここで最後に3勝しかしてないFCに負けて優勝逃したらどんだけギャグなんだよ!・・って話になっちゃうので)、とにかくあと1勝。次の試合で万が一のことがあった場合、鹿島戦で相当なプレッシャーがかかってしまうので、やはり次です。清水戦は勝つしかありません。ただでさえこの清水戦は負けられない相手ですからね。絶対に勝ちましょう。
【ACL決勝メモ】
赤く染まった美園。
駅前のレッズサポしか住んでいないという噂の?マンションからは無数のACT旗が。
さらに駅前にはようやくコンビニが!
埼スタロード。
同じく無数のポスター。
埼スタに到着したのは11時過ぎ。
FINALだぜ。
当中にはいままで見たことのない数が・・。
バスの出入り口。
そして開門。
この殺伐とした空気は・・
スタジアム内へ。
いつもなら『GO REDS GO』でスタンド入りのところ、駒場らーめん後すぐに戻り、2時間前のスタンド入り。
場内はテンション上げの為、懐かしいBGMのオンパレード。
徐々に臨戦態勢。今日も旗出します。
そして選手達登場。
セパハンサポはこれ。
あまり聞こえなかったけど、チアホンを使った代表の中東での試合でよく聞く応援が時折聞こえた。
そして試合は2-0、合計3-1で勝利!ホイッスル瞬間。
ついにアジアの王者に!
開幕、アウェイ遠征、事実上の決勝であった城南戦ホームなど、行けなかった2試合を含めて、優勝までの道のりを思い出しながらの『We are DIAMONDS』。たかが1年分ですけど。
オーロラビジョン。
皆さんお疲れ様でした。
恒例の儀式となりつつある、優勝時のスタジアムでの涙。
スタジアムを後にする時、振り返ったら文言変わってた。
その後はそのまま浦和駅へ。
号外列を警官がガードしてましたが、城南を思い出したw
力の前にて。
今回はリーグを控えてる&平日で次の日もあるので、とっとと帰りました。
(というか力の前の時点で0時過ぎてたし)
さあ清水戦。
清水なんかに勝ち点もキングダムも伸二もやるつもりないから!
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11 November
鎹思案
■Jリーグ 第31節
川崎フロンターレ 1-1 浦和レッズ(等々力)
イランでの試合から4日。選手達に疲労とダメージが蓄積されているのは確実(行ってない私にはどれだけ劣悪な環境だったかはわかりませんが)。そんな中でのJ31節アウェイ川崎戦。
前日、ガンバと鹿島が共に勝利。これでガンバとの勝ち点差は4、鹿島とは5。最終節のFC戦を鉄板と考えるならば、11月のJで必要な勝ち点は3。あと1勝。来年のACL出場の可能性があり残りの試合にガチでくる清水と鹿島との戦いを考えたら、是が非でもここで勝ち点3が欲しいところ。というよりも、精神面などいろいろな要素を考えれば、むしろ絶対に3ポイントが必要となってしまった超重要な試合。
試合は前半立ち上がり、ゴール前の相手クロスをDF2枚がスカってしまい、ボールはゴール前どフリーの相手へ。
相手はそれを手でトラップして押し込んだ為、余裕を持って見てたら、なんとそれがゴールに認められてしまった。
それでも気を取り直して、落ち着いて。
30分過ぎにはシトンがペナルティエリアで倒され、自らそれを決めて同点。
前半はそのまま1-1で終了。
後半はいよいよもって相手のラフプレーが本格的に。とてもイラン帰りで中2日&数日後に第2戦を控えるという経験をした奴らとは思えない・・。
そんな左前状態な戦局をひたすら耐えぬいて。
後半30分、いっぱいいっぱいの阿部が交代。⇔細貝。
残り3分で達也投入。
直後にシトンぶちキレ場面もそれもこれも全ては・・・
最後、長谷部が詰めてゴールかという決定的なチャンスも得点ならず。
結局引き分けで試合終了。
絶対に勝ちたかったし、勝ち点3が欲しかったが、勝ち点1に止まり。
とりあえず鹿島との勝ち点差は6になった為、もう鹿は放置でいいでしょう。直接対決たたくし。
あとはガンバですが、我々は、勝てば良いという条件は変わらないのだから、まずはよしと考えましょう。
で、今回の敵には言いたいことはいろいろたくさんありますが、いまはそんなことしている暇はないので。順位とか勝ち点差とか、Jは一旦全て忘れます。あとで考えます。全てをACL埼スタ決戦に注ぎ込みたいと思います。
2007ACL最後の戦い。ここまで来たからには・・ではなく、ここまで来る為に、そして勝つ為に、今までやってきたのだから。絶対にとりたい。そして最高の「We are DIAMONDS」と「カンペオン」を埼スタに響かせたい。
ここまで培ってきたもの全てを出し切って、みんなで、アジア王者を。掴み取りましょう!
We are REDS!!
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